正社員になりたくても、なかなか採用が決まらないこともある。
そういうときは一度派遣で働いてみてはどうだろうか。
就職活動も大切だが、空白期間が長く生まれてしまうのも良くない。
そこで派遣として働き、経験を得るのだ。
経験があれば採用の確率は高くなる。
今後正社員として働きたい職種の派遣に挑戦してみるといいだろう。
就職活動をするにあたって、正社員採用にこだわるあまり、なかなか就職先が決まらない人がいる。
なぜ正社員にこだわるのかを聞くと、給与や待遇が良いからという答えが返ってくることが多い。
では実際に、正社員は契約社員と比べて、どんな違いがあるのだろうか。
正社員が契約社員と大きく異なるのは、雇用期間に定めがないことだ。
また、解雇にも厳しい制限がある。
つまり、なかなか解雇されないから、正社員は身分的に安定していると思われているのだ。
しかし、雇用調整が進んでいる昨今では、正社員であれば安心だ、なんて言えないことが、現に多くの会社員が転職活動をしていることでもハッキリしている。
では、社会保険の面では違いはあるのだろうか。
正社員は、社会保険が完備されていて、契約社員には適用されないと思い込んでいる人もいるが、それは間違いだ。
雇用保険は、1年以上引き続き雇用されることが見込まれていて、週の所定労働時間が20時間以上であれば、加入資格が発生する。
また、健康保険や厚生年金は、1ヵ月の所定労働時間が正社員の4分の3以上という条件を満たせば適用される。
つまり、雇用期間に期限が設けられていても、正社員並のフルタイム勤務ならば、保険や年金の給付に大きな支障は出ないのだ。
契約社員なんて軽く見られているようでイヤだ、という根拠のないプライドに縛られていると、どんどん就職活動は難しくなる。
まずは就職を成功させることを優先し、会社側にこの人とは毎年契約を更新したいと思わせることが、安定的な収入を得る近道となるのだ。
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