小田倉side
愛の形はどんなに歪んでたって愛する気持ちは変わらない。
ちょうど一年前、私は美羽と出会った。
初めて人を好きになれた。
美羽に好かれるために一生懸命努力した。
ある時、美羽は私にピアスをあけるように言った。
私は嬉しかった。美羽のものになれた。
そう思ったが、違った。
美羽には他にもいた。
他にも美羽に張り付く女がいる。
私の視界に、美羽の視界に入ってくる。
もう気づいたら他の人からの評価なんて気にしなくなっていた、
人生には美羽しかなかった。
だから家に呼んだ、私だけのものにしたかった
美羽は怖がったり逃げ出そうともしない
逆に私に良いようなことしかしない。
美羽も人生を捨てたのだろうか。
美羽「、、、、、な、、いな、、れいな、れいな!」
麗奈「、、うわっ」
美羽「、、なにやってんの。もう遅刻だよ」
麗奈「ほんとだやばい急がなきゃ」
美羽「、、おにぎり作ったから持ってって。」
麗奈「え作ってくれたの、、ありがとう、。」
美羽「はい」
美羽にはこんな所もある。優しい。意外とできる。
私が独り占めしていいのだろうか。
いやいいに決まってる。美羽は私を選んだんだ。
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美羽side
麗奈ぜんぜんおきないな。困るよ早く起きて、
疲れてたのかな、
起きた時なんて言おうかな。
「おはよう」
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