美楽1月号に記事がでました 【おへそから膿がでます 尿膜管膿瘍(のうよう)について】

 

みなさん、こんにちは、

雑誌、美楽1月号に、尿膜管に関する私の記事がでています。

 

 

http://bigaku.asia/image/2401/sasaki.pdf

 

尿膜管とは、生まれる前、お母様とつながっていてへその緒を切断した後にその管がなくなっていきます。

その遺残物が尿膜管といわれます。

 

 

おへそから膿が出る場合は、へそのくぼみ自体にばい菌がたまり炎症を起こす、臍炎(さいえん)というものと、尿膜管にスペースがありそこに炎症を起こし、臍から膿がでるのが尿膜管膿瘍です。

 

へそから膿が出た場合、まず、エコー検査を行うことで尿膜管膿瘍があるかどうかは、比較的容易に見ることが可能な場合が多いです。

 

いずれも抗菌薬の投与が必要ですが、尿膜管膿瘍では、改善が乏しく、膿瘍内に膿がたまっている場合は、ドレナージといって一部切開などを行う場合もあります。

 

この病気は、泌尿器科や皮膚科や外科、内科など病院によって対応している科が違うこともありますので、受診しようとしている施設に聞いてみるといいと思います。

 

佐々木クリニック泌尿器科芝大門では、こうした尿膜管の病気も対応しております。お気軽にご相談ください。