長岡市のささがわコンタクトレンズです
医療現場に芸術(アート)を取り入れ、
患者さんの癒しや治療に生かすと取り組みがあります
この活動は「ホスピタルアート」「ヒーリングアート」と呼ばれ
欧米では広く普及しています
医療へのアートの活用は
患者さんが自ら創作にかかわるケースと
絵画などを鑑賞するケースがあり、
いずれも心身の癒しに役立つことが知られています
ホスピタルアート・ヒーリングアートの始まりは
病院の待合室に飾られた絵画
病院やクリニックは体の具合が悪い時に行くところ
暗い・・怖い・・痛い・・不安・・といったイメージがあります
その印象をやわらげるように感性豊かなアートを飾り
病院を丸ごとアート空間ととらえて内装や壁をレリーフで彩る施設も増えてきているとか
芸術を専攻する学生と組み、作品の展示会を開く取り組みもあります
実はアートを飾ることは病院やクリニックの環境を快適にするだけではなく
そこで働くスタッフのやる気も高めるといわれています
私の夫が診療する眼科クリニックでも
数年前から中待合室に絵画を展示しています
たまたま友人にアートディレクターがおりまして
その方にお願いして3ケ月ごとに作品を入れ替えしてもらっています
ネット社会の世の中、どうしても目を酷使しがちです
そんな患者さんへの癒しになればと思い
私なりのホスピタルアートを展開しております
今回は外山文彦氏の作品
キャンバスに使われる麻布にアクリル絵の具をぬり
幾何学模様に配置した作品です
麻布の織の粗さもアクセントにした
とても温かみのある作品
外山氏はもともと建築家
そのせいか温かみのある中にも精密さを感じます
外山文彦作品展は3月~5月末まで
笹川眼科中待合室にて展示中です