雄は求愛の為に羽根を広げ、
雌は威嚇の為に羽根を広げる。
と、電車の扉の上の小さなTV画面で毎週放送される
「ひと駅アニマル」という番組で言っていた。
インドクジャクの話。
繁殖期の春から夏にかけて雄には飾羽が生える。
雌の羽根は雄より小さめで見た目も地味な灰色。
雄は求愛の為に羽根を広げ、
雌は威嚇の為に羽根を広げる。
人間もそうかもしれないなあ、なんて言うと今時は
「体と心の性がトランスの人を視野に入れてない!差別だ!」
とかってうるさく言われちゃったり炎上したりするんだろうか。
ああしちめんどくさい。
インドクジャクの話だってば。
雄は求愛の為に羽根を広げ、
雌は威嚇の為に羽根を広げる。
ロマンチストと現実主義者。
なんて言葉を思い浮かべた。