100キロウォークに出て思ったこと
おとといから昨日にかけて、「つくば100キロウォーク」
という大会に出場した。
記録は21時間4分。
土曜日の昼1時から、日曜日の朝10過ぎまで歩き通した。
で、いろいろ思ったことを挙げてみる。
思ったこと①:人間、70キロ歩くと、後ろに歩いた方が速くなる
70キロ過ぎたあたりで、脚の疲労でなかなか前に進めなくなってきた。
やけくそになって、後ろ向きに歩いてみたら…
軽いのなんのって!
ビックリするぐらい早く進めて驚いた!
時おり「前歩き」に戻りながら、合計10キロぐらいは後ろで歩いたかな。
(…でも、90キロを過ぎると、前でも後ろでもまったく進まなくなったけど)
思ったこと②:夜明けっていいよね
日曜あさ4時過ぎ。天気は雨、疲労はピークなんだけど、
夜が明け、周りがだんだんと明るくなってくると、なんだか気分もよくなってきた。
いや、むしろ雨の中、疲労がピークの状態だからこそ、夜明けが心地よく
感じるのかも。
思ったこと③:コンビニって便利だよね
50キロぐらい過ぎたあたりで、お腹が減っていた時に
セブンイレブンを発見した時は本当に本当に
「開いててよかった」と思った。
あと、途中にある休憩所に用意してあった
あったかい「ブレンディ」のカフェオレのうまいことうまいこと。
ゴール直後の「カップヌードル」のうまいことうまいこと。
思ったこと④:「歩く」ってけっこう背筋を使うんだ
今日の朝、起き上がって一番痛かったのは背中の下の方の筋肉。
あと、足の付け根の筋肉もやや痛い。
人間、いろんな筋肉を使って歩いてるんだ…と実感。
思ったこと⑤:100キロウォークはフルマラソンよりも辛い
ゴール直後「あ~拷問かと思った」と叫んだ選手がいたが、
僕もまったく同じ気持ちだった。
最後の10キロの長いこと長いこと…。
100キロウォークはスポーツよりも拷問に近い。
キツさを比較すると…
富士登山<フルマラソン<100キロウォーク
という感じ。
ゴール後、スタッフの方が「来年も頑張ろう!」と声をかけてくれたが、
今はまだ、そんな心境にはなれない…