呼ばれて飛び出て永藤彩花です。
今日は「Life is LOVE」というタイトルを受けて、わたしのちょっとした恋の思い出話なんかをしてみようかと思います。
今は昔、JKの彩花といふものありけり──
あれは体育の授業、マラソンをしていた時のこと。コーナーで差を付けられない鈍足のわたしは例のごとく最後尾グループで走っていました。
それを後ろから周回遅れで追い抜いていく、一人の男子生徒。俯き加減のわたしの視界に入ったのは…
「わあ、かっこいい ふくらはぎ…!!」
それが恋の始まりでした。
聞けばバスケ部らしい隣のクラスの彼。眩しく光る、引き締まったヒラメ筋。
合同授業でのみ見かける茶色く日焼けした髪に、あの頃のわたしは心をときめかせたものです。
そして冬、バレンタイン
この日だけは鬼の先生も目を瞑る、色めき立った二月の日。
わたしは手作りのラングドシャを箱に詰めて、美術準備室に彼を呼び出しました。
滅多に話したこともない相手へ「好きだ」なんて言えるはずもなく、ただ渡して、「食べて」とだけ伝えました。
その時の彼の表情なんて一つも覚えて無いくせに、立ち込める油絵具の匂いを今でも覚えています。
基礎クラスプレゼン公演
「Life is LOVE」
10/13 武蔵野芸能劇場 19:30~
ちなみにその彼、
ホワイトデーに転校しました。
恋多き女、永藤彩花

