こんにちは
今日ご紹介する「本棚の中身」は
- 40歳からの家庭漢方―体に効く食べ物・ツボ・市販薬 (講談社プラスアルファ新書)/根本 幸夫
- ¥882
- Amazon.co.jp
でございます。
30代までは、身体の衰えなど全く感じず
今までの人生で最も楽しい時期~ なんて
毎日をウキウキ過ごしていたのですが・・・・
40代になってから途端に
体力の衰えを感じるようになりました。
(緩やかにではなくガクンと来ます。)
まず、
疲れがとれない。
病気が治りにくい。
よく眠れない。
身体が重い(体重のせいだけではないです)
肩こりや眼精疲労がひどい
(特に目の疲れは頭痛を伴うほどです)
かといってこれらの症状
すぐに病院に行くような内容でもありません。
こんな時、食事やツボ押し、漢方療法がいいそうです。
この本には症状ごとに原因と
使用する漢方やツボ、効果のある献立が書かれています。
項目は
・きれいに痩せる
・抜け毛、白髪を防ぐ
・集中力をつける
・視力アップ
などの日常の生活で気になる部分から始まり
・ひざの痛みを取る
・胃腸の具合が悪い
・鼻づまり
・二日酔い
・動悸
・貧血
・花粉症
など。
他の症状も多数掲載されています。
目次が見やすく、ご自分の症例に合った
対処法をすぐに見つけることができます。
私も一時、薄毛に悩んだ時期があり
いろいろ試しましたが、効果があったのは
この本に書かれていた
「髪の毛を短くする」と
「百会(頭のてっぺんのツボ)のツボ押し」でした。
あと、黒ゴマのペーストをパンに塗って食べましたね。
おかげで母に「薄くなくなった」(←ちょっと失礼な。)
と、言われるようになりました。
少し意外ですが
頭皮は硬くて冷たいほうがいいそうです。
頭が柔らかいのは血が滞る「瘀血(おけつ)」で
皮下に脂肪が多い状態だそうです。
毛根に脂肪がつけばつくほど
髪の毛は抜けやすくなります。
さらに、これも良くありません。
髪につやがない状態→血流が悪い。
血流が悪いと毛根に栄養がいかず、
脱毛の原因となるので育毛を心がけるなら
この部分も意識しなくてはいけないですね。
ということで、これらをふまえた予防法。
・甘いものを食べない
・海藻類やゴマ、少量のクルミなどは髪に良い
・脱毛部位にお灸をする(はえぎわ5~7ミリ間隔でお灸)
漢方は症状によって使い分けると書かれています。
十味敗毒散(じゅうみはいどくさん)
アレルギーで抜け毛が多く皮膚がかゆい、ふけが多いタイプ
白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)
皮膚に熱をもってかゆくなるタイプ
八味丸
腎が弱り、髪の毛に力がなくなって抜けるタイプ
など。
他にもセンブリのリンス等
(センブリは育毛剤によく入っていますね)
どちらかというと予防医学的要素の強い「漢方」
ご興味のある方はぜひご覧になってみて下さい。