指宿から南九州市にある釜蓋神社に向かい、レンタカーのナビに従って気持ちよくドライブ。

釜蓋神社まであと何キロという案内看板が出てきて、あぁもうちょっとで着くねんな。と思ってたら、
ナビが右に曲がるようにと案内してきたので、指示通り右折。

そのまま真っすぐ走ってると、そこはもう見事なまでに辺り一面のお茶畑。
たまに何か建物があると思ったら、養豚場だったりで、あとはひたすらお茶畑。

でも何分も走り続けて、確かもうあと数キロで着くって看板に書いてたはずやのに全然着かへんし、
釜蓋神社は海岸近くにあるはずやのに、どんどん海から離れて行ってるし、これはどうやらナビ間違えよったな。と引き返す。

あとで聞いたんやけど、このひたすら茶畑の道を、まだまだどんどん不安になるくらい真っすぐ走り続けたところに、
弟のお嫁さんの実家があったらしいです。
そうかー。
お嫁さんはこんなに広大で素敵な景色を見ながら育ったから、あんなに純粋で優しい子に育ったんやなぁ。と納得した。







釜蓋神社に到着。正式名称は射楯兵主神社(いたてつわものぬしじんじゃ)。




最初の鳥居をくぐって海沿いの参道を歩いていくと・・・




御本殿が見えてきました。















神社の境内からも開聞岳が見えます。





釜蓋神社の御祭神はスサノオノミコト。

武の神様として、
“戦時中は釜蓋を頭にかぶって参拝すると、無事に帰って来られるとして、多数の参拝客が訪れた。”と書いてある。

そう。
この釜蓋神社は釜蓋を頭の上に乗せ、鳥居から拝殿まで落とさずに行くことができたら願いが叶うという、
一風変わった参拝の仕方で有名な神社です。

スポーツ選手や芸能人なども多数参拝に来てるそうです。










私もこの釜蓋でチャレンジ。




この鳥居から拝殿のお賽銭箱の前までの距離はだいたい8mくらいらしいです。
手を使わずに頭の上に釜蓋を乗せて歩く・・・それってめっちゃ難しい・・・



失敗したら何回でもやり直してもいいらしいけど、
私の集中力のなさなのか、頭の形がいびつなせいなのか手を添えずに歩くのは無理でした・・・



有名なサッカー選手も参拝しに訪れたそうやけど、
普段まるいボールを乗せれるようなサッカー選手なら、釜蓋を落とすことなく余裕で参拝できたんやろなぁ・・・


2人用の釜蓋もありました。。。1人でも無理やったのに、2人で頭を寄り添って・・・難易度高いなぁ。




素焼きの釜蓋を投げて、見事、お釜に入ると、願い事がかなうという「釜蓋投げ」という願掛けもあります。

こちらもチャレンジしましたが、これまた見事に外れました・・・




投げる前は、いける!と思ったけど、釜が結構遠いのよね・・・大ハズレでした。



釜蓋乗せ参拝、失敗。

釜蓋投げ、失敗。

・・・私の運気は大丈夫なのでしょうか?

この神社のことは、弟のお嫁さんから聞いていて、そんな珍しい参拝法の神社があるんや。と感心したものの、
大阪からはるばる、まさか自分が来れる日が来るとは思ってなかったので、来れただけでうれしかった。









神社の裏には“希望の岬”という絶景の公園がありました。

ここからもバッチリ開聞岳が見えます。




ここにもいろんな釜蓋がありましたよ。















つづく・・・