7月12日
いよいよ野生のセキセイやオカメを求めて、昨年と同じ2泊3日の行程でケアンズから内陸への旅へ出発する日。
私には昔からの夢がたくさんあって、
野生のイルカとクルクルまわって遊びたいとか、
クジラと水中で見つめあいたいとか、
ジンベエザメと泳いでみたいとか、
極楽鳥の求愛ダンスを見てみたいとか、
ヒマラヤ山脈見てみたいとか、
憧れのギタリストに自分の存在知ってもらいたいとか・・・
いっぱいあったけど、ひとつずつ順番にぜーーーんぶ叶ってきたんです。
それで最後に残ったのが、いちばん昔からのBIGドリーム、“野生のセキセイ&オカメに会うこと”でした。
本当にずっとずっと夢見てきたことだから、
絶対叶えたいと思う反面、この最後ともいえる大きな夢が叶ってしまったら、
私は完全にすべての夢を叶えて燃え尽き、灰になってしまうんちゃうか・・・?と怖くもあったのです。
でも昨年、その大きな夢が実際に叶ってみると、
あぁ私はこの日のために生きてきたんかも知れん。あー生きててヨカッタ!と感動しまくり。
燃え尽きて灰になるどころか、感動という油が注がれたことにより炎はメラメラに燃え上がって消えなくなり、
“来年も絶対また野生のセキセイインコとオカメインコに会いに来る!”と強く心に誓ったのでありました。
まぁそんな強い決意の元、今年もこの旅行きが決まってから、ずっとこの日が来るのを励みにして
毎日仕事もがんばってきました。
7月に入ってからくらいは、もうワクワクしすぎておかしくなってました。
職場で流行ってたいろんなウィルス性の感染症にうつらんかドキドキし、
信号無視の高校生とチャリでぶつかって骨折しぃひんかドキドキし、
持病の腰痛がくしゃみと同時にぎっくり腰にならんかドキドキし、
台風が直撃して飛行機が欠航にならないかドキドキし・・・
もーなんしかなんとしてでも無事に旅立てるように、毎日祈りながら、そしてドキドキしまくりの日々でした。
ケアンズにも無事に到着したまではよかったけど、
内陸に旅立つこの大事な日に寝坊したらどうしよう。とまだドキドキは続いていました。
もーほんまに思い入れが強すぎて、結局この日もほとんど眠ることもできずに、
早朝3時すぎからシャワー浴びたり、荷物まとめたりして早々にチェックアウトも済ませました。
ガイドさんとはケアンズの空港で早朝5時半に待ち合わせでしたが、
念のためにガイドさんからも5時にモーニングコールをいただきました。
そのときすでに私はタクシーに乗って空港に向かっていて、その後無事に合流。
ガイドの0さんは、昨年、私のこどもの頃からの
“野生のセキセイインコとオカメインコに会いたい”という夢を叶えてくれた人。
私の鳥バカ人生において、いつもお世話になってる獣医さんとこのOさんには足を向けて眠れません。
この方と出会えてなければ、私は今も毎晩薄汚れた天井を眺めながら、
“野生のセキセイとオカメに会いたい”と念仏のように唱えながら悶々と眠れない日々を過ごしていたことでしょう・・
若かりし頃、楽しいダイビング旅行の予定が、鬼ガイドにより笑顔厳禁無言の武者修行の旅みたくなった経験もありますが
そんな鬼のように怖いガイドに比べると、おさんは仏のように優しいガイドさんです。
歩く鳥類図鑑のごとく鳥さんに詳しくて、頼りになる方なので、今年も是非にとガイドをお願いしました。
・・・・と、めっちゃくちゃ長~~~い前置きになりましたが・・・!
いよいよケアンズから内陸への旅に出発!!!
☆
搭乗手続きを済ませて、出発ロビー内に入ると、そこでも鳥グッズを発見して購入☆
クルマサカオウムのマグカップ。このトサカ、永遠の憧れやわ。

同じくクルマサカオウムのお皿。

キラキラ☆キバタン。

キラキラ☆ゴシキセイガイインコ。

アカオクロオウムのぬいぐるみ。押すと鳴きます!

☆
まずはケアンズから国内線で約2時間のマウントアイザという町まで行きます。
搭乗開始時刻になっても一向にゲートは開かず、待ちぼうけでしたが、
一旦ゲートが開いてから離陸するまではわずか数分。あっちゅー間に飛び立ちました。
ケアンズから飛び立ったあとしばらくは、眼下には緑深き熱帯雨林が広がっていますが
1時間もすると茶色くて荒涼とした火星みたいな景色がただただ広がっているのを見て、テンションが上がる。
マウントアイザに無事到着して、飛行機を降りた瞬間に思わず
「さっむっ~~~!」
私とOさん、ふたり同時につぶやいていました。季節はバリバリの冬。想像以上の冷え込み。
昨年来たのは11月で今年は7月。季節は真逆なんですよねー。
まぁ夏と冬で鳥さんの様子が何がどう違うのか、それとも同じなのかを知るのも楽しみで来たんだけど
寒さに極端に弱い私。この先、大丈夫なのか?と不安になると同時に、ついにまた来たぞという喜びも感じていました。
☆
空港の前の駐車場。
レンジャクバトがウロウロ。
同じハトでもトサカがあるだけでかわいさ倍増。

去年来たときは駐車場まわりのユーカリの木にクスダマインコがいっぱいいたけど、
今ここのユーカリには花が咲いておらず1羽もいなかった。(クスダマインコは花蜜食)
☆
そしてここからはレンタカーで、バードウォッチングの拠点となるボーリアという町へ向かって、長いドライブの始まり。
赤い大地にどこまでも続く1本道。

思い出した。去年も見たこの景色。空と陸しかない広~い世界。
あぁーやっぱり内陸ってええなー。
アリゾナとかメキシコの離島とかでもめちゃくちゃ興奮してんけど
私、赤くて、荒涼とした土地が好きなんやわ。
もうワクワクが止まりません!
☆
つづく・・・
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いよいよ野生のセキセイやオカメを求めて、昨年と同じ2泊3日の行程でケアンズから内陸への旅へ出発する日。
私には昔からの夢がたくさんあって、
野生のイルカとクルクルまわって遊びたいとか、
クジラと水中で見つめあいたいとか、
ジンベエザメと泳いでみたいとか、
極楽鳥の求愛ダンスを見てみたいとか、
ヒマラヤ山脈見てみたいとか、
憧れのギタリストに自分の存在知ってもらいたいとか・・・
いっぱいあったけど、ひとつずつ順番にぜーーーんぶ叶ってきたんです。
それで最後に残ったのが、いちばん昔からのBIGドリーム、“野生のセキセイ&オカメに会うこと”でした。
本当にずっとずっと夢見てきたことだから、
絶対叶えたいと思う反面、この最後ともいえる大きな夢が叶ってしまったら、
私は完全にすべての夢を叶えて燃え尽き、灰になってしまうんちゃうか・・・?と怖くもあったのです。
でも昨年、その大きな夢が実際に叶ってみると、
あぁ私はこの日のために生きてきたんかも知れん。あー生きててヨカッタ!と感動しまくり。
燃え尽きて灰になるどころか、感動という油が注がれたことにより炎はメラメラに燃え上がって消えなくなり、
“来年も絶対また野生のセキセイインコとオカメインコに会いに来る!”と強く心に誓ったのでありました。
まぁそんな強い決意の元、今年もこの旅行きが決まってから、ずっとこの日が来るのを励みにして
毎日仕事もがんばってきました。
7月に入ってからくらいは、もうワクワクしすぎておかしくなってました。
職場で流行ってたいろんなウィルス性の感染症にうつらんかドキドキし、
信号無視の高校生とチャリでぶつかって骨折しぃひんかドキドキし、
持病の腰痛がくしゃみと同時にぎっくり腰にならんかドキドキし、
台風が直撃して飛行機が欠航にならないかドキドキし・・・
もーなんしかなんとしてでも無事に旅立てるように、毎日祈りながら、そしてドキドキしまくりの日々でした。
ケアンズにも無事に到着したまではよかったけど、
内陸に旅立つこの大事な日に寝坊したらどうしよう。とまだドキドキは続いていました。
もーほんまに思い入れが強すぎて、結局この日もほとんど眠ることもできずに、
早朝3時すぎからシャワー浴びたり、荷物まとめたりして早々にチェックアウトも済ませました。
ガイドさんとはケアンズの空港で早朝5時半に待ち合わせでしたが、
念のためにガイドさんからも5時にモーニングコールをいただきました。
そのときすでに私はタクシーに乗って空港に向かっていて、その後無事に合流。
ガイドの0さんは、昨年、私のこどもの頃からの
“野生のセキセイインコとオカメインコに会いたい”という夢を叶えてくれた人。
私の鳥バカ人生において、いつもお世話になってる獣医さんとこのOさんには足を向けて眠れません。
この方と出会えてなければ、私は今も毎晩薄汚れた天井を眺めながら、
“野生のセキセイとオカメに会いたい”と念仏のように唱えながら悶々と眠れない日々を過ごしていたことでしょう・・
若かりし頃、楽しいダイビング旅行の予定が、鬼ガイドにより笑顔厳禁無言の武者修行の旅みたくなった経験もありますが
そんな鬼のように怖いガイドに比べると、おさんは仏のように優しいガイドさんです。
歩く鳥類図鑑のごとく鳥さんに詳しくて、頼りになる方なので、今年も是非にとガイドをお願いしました。
・・・・と、めっちゃくちゃ長~~~い前置きになりましたが・・・!
いよいよケアンズから内陸への旅に出発!!!
☆
搭乗手続きを済ませて、出発ロビー内に入ると、そこでも鳥グッズを発見して購入☆
クルマサカオウムのマグカップ。このトサカ、永遠の憧れやわ。

同じくクルマサカオウムのお皿。

キラキラ☆キバタン。

キラキラ☆ゴシキセイガイインコ。

アカオクロオウムのぬいぐるみ。押すと鳴きます!

☆
まずはケアンズから国内線で約2時間のマウントアイザという町まで行きます。
搭乗開始時刻になっても一向にゲートは開かず、待ちぼうけでしたが、
一旦ゲートが開いてから離陸するまではわずか数分。あっちゅー間に飛び立ちました。
ケアンズから飛び立ったあとしばらくは、眼下には緑深き熱帯雨林が広がっていますが
1時間もすると茶色くて荒涼とした火星みたいな景色がただただ広がっているのを見て、テンションが上がる。
マウントアイザに無事到着して、飛行機を降りた瞬間に思わず
「さっむっ~~~!」
私とOさん、ふたり同時につぶやいていました。季節はバリバリの冬。想像以上の冷え込み。
昨年来たのは11月で今年は7月。季節は真逆なんですよねー。
まぁ夏と冬で鳥さんの様子が何がどう違うのか、それとも同じなのかを知るのも楽しみで来たんだけど
寒さに極端に弱い私。この先、大丈夫なのか?と不安になると同時に、ついにまた来たぞという喜びも感じていました。
☆
空港の前の駐車場。
レンジャクバトがウロウロ。
同じハトでもトサカがあるだけでかわいさ倍増。

去年来たときは駐車場まわりのユーカリの木にクスダマインコがいっぱいいたけど、
今ここのユーカリには花が咲いておらず1羽もいなかった。(クスダマインコは花蜜食)
☆
そしてここからはレンタカーで、バードウォッチングの拠点となるボーリアという町へ向かって、長いドライブの始まり。
赤い大地にどこまでも続く1本道。

思い出した。去年も見たこの景色。空と陸しかない広~い世界。
あぁーやっぱり内陸ってええなー。
アリゾナとかメキシコの離島とかでもめちゃくちゃ興奮してんけど
私、赤くて、荒涼とした土地が好きなんやわ。
もうワクワクが止まりません!
☆
つづく・・・
