5日(金曜日)。
私が働く保育所では6日の土曜日が運動会。
運動会がいよいよ明日、っちゅーことで、
こどもたちも保育士も、みんな気合入って練習。
私も主任がやるはずだった音響係りを任命され、責任重大の立場。
さいごの打ち合わせで、音楽かけるタイミングなどを最終確認。
いつもの私なら、
ちゃんとできるかな。って不安とか緊張でいっぱいなんやろうけど、
今はずっとニコのことが頭にあって、そっちのほうが心配で心配で・・・
お昼過ぎの空いた時間帯に、病院に電話。
様子としてはあまり変化はない模様。
あいかわらず食欲はなく、強制給餌と点滴。
ただちゃんと入れた餌は流れているらしく、
入院前のイヤな粘膜性の緑色の下痢便ではなく、
パウダーフードを消化した黄土色のコロコロ便が出ているとのこと。
そのう検査の結果は、特に異常はなかったそうだ。
そして、いよいよこれから血液検査する予定。
今んとこ、先生にも素直に撫でられてるらしいけど、
点滴やら強制給餌やら、イヤなことばっかりされて、
よくなついているニコが手が嫌いなコにならないか、って
先生は心配してくれてた。
ニコもがんばってるんやから、私もがんばろ。と、仕事がんばりました。
で、仕事が終わると、汗だくで顔ギトギト状態のまんまで、
電車に乗って神戸までニコちゃんに会いに行く。
あーやっとニコに会える。
そう思うと疲れた体をひきずりながらもココロが躍った。
昨日1日会ってないだけやのに、こんなにニコが恋しいとは。
自宅より電話があり、
もしも今日ニコが退院できるのなら、車で迎えに行くから。とお父さん。
仕事から帰宅したあと、スイミングも休み、大好きなビールも飲まずに待機してくれているらしい。
でも昼の電話で聞いた様子では、まだ今日退院するのは無理みたい。と伝えるが、とりあえず、病院で面会終わるまでは、飲まずに待っとく、と言ってくれた。
ほんまにありがとう。うれしかった。
病院に到着し、いざ面会。
あーニコちゃん、会いたかったよー。
ニコの顔見れただけで、めっちゃうれしかった。
カゴの戸を開けたら、しばらくすると出てきてくれた。
私はもううれしくて、
「ニコちゃん、ニコちゃん」呼びまくり、撫でまくり、
お互いのほっぺをすりすりしまくった。
ニコちゃんを手の平に乗せることが、
ニコちゃんを撫でることが、
自分にとってどれだけしあわせなことか、
どれだけ自分を平穏な気持ちにさせてくれるのか、
改めて思い知りました。
ニコちゃんを撫でて、ニコちゃんの体のあたたかさを感じて、
やっと、あー明日の運動会がんばろ、って思うことができました。
結局、この日も血液検査はできなかったそうです。
かなり深く爪を切っても、ほんの少量の血がじわりと出てくるだけで、
首の血管から採血しようとすると、イヤがって暴れまわるために、
注射針が気嚢や食道を突き抜けて血管に到達すると危険も伴うらしく、
そこまでして検査しなければいけない状態でもない、ということで断念。
でも、かなりの深爪しても血が出ないというのは、
血流が悪いか、血圧が低すぎるか、それも気になる、と先生。
そんなとこ飼い主に似たのだろうか・・・。
心臓が悪いとしたら、もっと嘴の色も悪くなるらしいし、ナゾです。
はやくごはん食べれるようになって、おうちに帰ろう。
ごはん食べへんかったら、おうちに帰られへんねんで、って何回もニコに念押し。
でも、入院した日のトロンとした目に比べると、
だいぶ目はぱっちりとしてきたように感じました。
とにかくニコに会えてうれしかった。
ニコちゃん、がんばれ。
私も運動会がんばるよ。
そう言って面会は終わり、この日も離れ離れの私とニコちゃん。
さみしいな。
ニコもさみしいかな。
その4につづく。

私が働く保育所では6日の土曜日が運動会。
運動会がいよいよ明日、っちゅーことで、
こどもたちも保育士も、みんな気合入って練習。
私も主任がやるはずだった音響係りを任命され、責任重大の立場。
さいごの打ち合わせで、音楽かけるタイミングなどを最終確認。
いつもの私なら、
ちゃんとできるかな。って不安とか緊張でいっぱいなんやろうけど、
今はずっとニコのことが頭にあって、そっちのほうが心配で心配で・・・
お昼過ぎの空いた時間帯に、病院に電話。
様子としてはあまり変化はない模様。
あいかわらず食欲はなく、強制給餌と点滴。
ただちゃんと入れた餌は流れているらしく、
入院前のイヤな粘膜性の緑色の下痢便ではなく、
パウダーフードを消化した黄土色のコロコロ便が出ているとのこと。
そのう検査の結果は、特に異常はなかったそうだ。
そして、いよいよこれから血液検査する予定。
今んとこ、先生にも素直に撫でられてるらしいけど、
点滴やら強制給餌やら、イヤなことばっかりされて、
よくなついているニコが手が嫌いなコにならないか、って
先生は心配してくれてた。
ニコもがんばってるんやから、私もがんばろ。と、仕事がんばりました。
で、仕事が終わると、汗だくで顔ギトギト状態のまんまで、
電車に乗って神戸までニコちゃんに会いに行く。
あーやっとニコに会える。
そう思うと疲れた体をひきずりながらもココロが躍った。
昨日1日会ってないだけやのに、こんなにニコが恋しいとは。
自宅より電話があり、
もしも今日ニコが退院できるのなら、車で迎えに行くから。とお父さん。
仕事から帰宅したあと、スイミングも休み、大好きなビールも飲まずに待機してくれているらしい。
でも昼の電話で聞いた様子では、まだ今日退院するのは無理みたい。と伝えるが、とりあえず、病院で面会終わるまでは、飲まずに待っとく、と言ってくれた。
ほんまにありがとう。うれしかった。
病院に到着し、いざ面会。
あーニコちゃん、会いたかったよー。
ニコの顔見れただけで、めっちゃうれしかった。
カゴの戸を開けたら、しばらくすると出てきてくれた。
私はもううれしくて、
「ニコちゃん、ニコちゃん」呼びまくり、撫でまくり、
お互いのほっぺをすりすりしまくった。
ニコちゃんを手の平に乗せることが、
ニコちゃんを撫でることが、
自分にとってどれだけしあわせなことか、
どれだけ自分を平穏な気持ちにさせてくれるのか、
改めて思い知りました。
ニコちゃんを撫でて、ニコちゃんの体のあたたかさを感じて、
やっと、あー明日の運動会がんばろ、って思うことができました。
結局、この日も血液検査はできなかったそうです。
かなり深く爪を切っても、ほんの少量の血がじわりと出てくるだけで、
首の血管から採血しようとすると、イヤがって暴れまわるために、
注射針が気嚢や食道を突き抜けて血管に到達すると危険も伴うらしく、
そこまでして検査しなければいけない状態でもない、ということで断念。
でも、かなりの深爪しても血が出ないというのは、
血流が悪いか、血圧が低すぎるか、それも気になる、と先生。
そんなとこ飼い主に似たのだろうか・・・。
心臓が悪いとしたら、もっと嘴の色も悪くなるらしいし、ナゾです。
はやくごはん食べれるようになって、おうちに帰ろう。
ごはん食べへんかったら、おうちに帰られへんねんで、って何回もニコに念押し。
でも、入院した日のトロンとした目に比べると、
だいぶ目はぱっちりとしてきたように感じました。
とにかくニコに会えてうれしかった。
ニコちゃん、がんばれ。
私も運動会がんばるよ。
そう言って面会は終わり、この日も離れ離れの私とニコちゃん。
さみしいな。
ニコもさみしいかな。
その4につづく。
