
丹波篠山のつづき。
篠山城跡周辺から長閑な道を走り、
峠を越えてやって来たのは、
龍神春日社。
ここに参拝したくて、はるばる丹波篠山まで来たのです。
元々雨女やというのに、雨乞い信仰の龍神さまに。。。
そういえば、篠山城跡に寄る時にも晴れてるのに雨降ってきたな。。
鳥居をくぐると、もう森。
静寂。
聞こえてくるのは、
鳥のさえずりと水のせせらぎだけ。
幻想的でさえある。
社殿。
社殿の側面の板壁。
たくさんの穴が開いてるでしょう?
これがなんと全部キツツキが開けた穴らしい。
このキツツキの穴が見てみたかったのです。
この社殿は中に拝殿が納められた覆屋で、
参拝者が扉を開けて中の拝殿に参拝する仕様。
内側から見ると板壁に開けられた無数の穴から光が差して美しい。
まるではじめからそういうおしゃれなデザインなのかと思える。
こちらが拝殿。
このキツツキの穴、
丹波新聞の記事によると約450個あるらしい。
最近開けられたものでなく、ずっと昔から開けられてたそう。
それにしてもお見事。
でもキツツキって虫を食べたり、
巣穴を開けたりするために木の幹を突くもんやと思ってたけど、こんな板状の木も突くんやなあ。。
目的は謎らしいけど、
穴開ける練習?
暇つぶし?
それともキツツキはとにかく穴を開けることが楽しくてしょうがないいきものなのか??
キツツキに聞いてみたいな。
本当に静かで厳かな神社でした。