野生のサクラスズメ(Plum-headed Finch)。
私はオーストラリアで野生のサクラスズメを見るまで、
その存在すら知らんかったフィンチです・・・
十姉妹や錦華鳥ほどメジャーではないけど、
日本でも飼い鳥として飼育されてるようです。
写真がへたくそでわかりにくいけど、左側が♂で右側が♀です。
♂は頭のてっぺんがだいぶ濃い赤茶色。英名どおりプラムっぽい色かも。
喉元と目頭は黒い。
♀はクチバシから目頭にかけて黒色のラインがあり、
そのせいで見ようによっては白い眉毛があるようにも見える。
出会ったのはオーストラリア、真夏のアウトバックの昼下がり。
夏が大好きな私ですが、オーストラリアのアウトバックってシャレにならん過酷な暑さ。
とにかく暑い、死ぬほど暑い。太陽にジリジリ焦がされていくのを肌で感じる。
ずっと外にいたら倒れそうな暑さ。
鳥さんたちも強烈な日差しを避けるため、日中は葉っぱのたくさん生い茂る木にとまって、
日陰で仲間たちとのんびり、まったりと暑さを凌いでいます。
このとき、野生のセキセイインコとおんなじ木で休息中だったのがこのサクラスズメたちで、
私は他にどんな珍しい鳥が近くにいたとしても、
そこにセキセイがいればセキセイばかりを見てしまうので、
このサクラスズメの存在にすら気付いてなくて。。。
教えてもらっても、「あぁほんまや。なんか雀みたいな鳥さんいっぱいおるなぁ。」と
適当に何枚か写真を撮ってみたけど、
なんせ鳥たちは涼むためにわざわざ葉っぱの多い木にとまってるので
とにかく葉っぱが邪魔でろくな写真が撮れんかった。
私は早々にこのサクラスズメの撮影を諦め、
野生のセキセイインコの観察に夢中になってたのです。
今にして思えば、もうちょっと真剣にサクラスズメの写真も撮ればよかったなぁ。
真下から撮ってるから、お腹の写真ばっかり・・・
側面はシマシマ模様なのに、おなかには模様ないねんなぁ。
めちゃくちゃいっぱいおったのになぁ。。。こちらはほぼお尻の写真。。。
色目は地味やけど、それが渋くてかっこいいいサクラスズメさんたちです。