過去旅より。
高知県の室戸岬に、廃校になった学校を利用した水族館ができたというので、
おもしろそう!
行ってみたい!!
と、割と出来てすぐの時期に、大阪から室戸岬まで日帰りで行きました。
私の住んでる場所から室戸岬までの距離は300キロ弱やし、
以前、高知のいちばん西の端にある柏島にまでも行ったことを思えば、
室戸岬は高知の中でも東端の大阪寄りに位置してるし、
高松や徳島まではいつも日帰りで遊びに行ってるし、室戸岬も余裕、余裕。
と、余裕をかまして出かけたけど、室戸岬めちゃくちゃ遠かった。
高速道路が通ってないから、徳島で高速降りてからが超長かった。
まぁ途中、いろんな道の駅とか立ち寄って楽しかったけどね。
はるばるたどり着いた、むろと廃校水族館。
確かに学校そのもの。
学校やし、営業時間じゃなくて、始業&下校。
入館しても、水族館というより、まだ学校でしかない。
あ!はじめの水族発見!!なんと、とび箱水槽!!
このとび箱は隣にあった廃校になった中学校の体育館から来て、
中の金魚はそのまた隣にあった廃校になった小学校の池から来たんやって!
とび箱も金魚も新天地で活躍できてよかったね。
備品とかもそのまま利用されてて、楽しい。
肝心の水族は、特別珍しいお魚がいるわけじゃないけど、
でも、学校&水族館という組み合わせは斬新。
私みたいに、とっくの昔に学校を卒業したおとなにとっては、
学生時代が懐しくなる。
手洗い場水槽にも金魚が。
そして、このむろと廃校水族館の最大の目玉といえば、この25mプール!!
学校のプールの中にシュモクザメ(ハンマーヘッドシャーク)や海ガメが!!
いろんな創意工夫にあふれていて、
普通の水族館とは一味違った楽しみ方ができる水族館でした!
それにしても、こんな立派な学校が廃校になるなんてもったいない。
私がもしもここの学校に通う生徒やったら、
授業中も先生の話聞かんと、ずっと海ばっかり見てたやろな。。。
楽しかった!
駐車場にいた室戸猫。
室戸岬。
明石海峡大橋を渡った時も、大鳴門橋を渡った時も快晴やったのに、
せっかくこんな絶景に来て雲行きが怪しくなる・・・
展望台にいたねこ。
観鯨。
巨大な弘法大使、空海。
この室戸岬で修業し、
ここからの空と海を見て“空海”と名乗るようになったらしいから、
晴れてるときは綺麗なんやろなぁ・・・
雨降り出して灰色やったけど。。。
近くには空海が修行中に住居にしていたという御蔵洞という洞窟もあって、
以前は中にも入れたらしいのですが、訪問時は落石のため立ち入り禁止になってました。
室戸岬は金目鯛が名物で、
周辺の飲食店では、金目鯛の照り焼きと季節のお刺身を盛り付けた
“室戸キンメ丼”を食べることができます。
私たちは空海像のすぐそばにあったホテルのレストランで、
室戸キンメ丼をいただきました。
金目鯛なんて、大阪ではなかなか食卓にはあがらん魚なので食べれてうれしかった。
このキンメ丼を食べてる間に外はゲリラ豪雨。
室戸岬では最後に日帰りのスパ施設で、
雨に濡れながら、海洋深層水100%の露天風呂に入りました。
風呂上がりのアイス。
帰りに寄ってみたJR四国 牟岐線 牟岐駅。
券売機が立ち食い蕎麦屋の食券のやつみたいでした。
室戸岬、日帰りじゃ結構遠かったけど、また天気と気候のいい時に、
ゆっくり旅してみたいな。