大好きな鹿児島にある、
大好きな駅にいる、
大好きな猫、
たぬき猫にゃん太郎が7月11日、天国へと旅立った。
にゃん太郎にはじめて出会ったのは、2016年4月13日。
https://blog.goo.ne.jp/sarusarusaruko/e/62a8f79a05bfe85da8e175f7a18d7316
当時、にゃん太郎はどこからともなく現れて、
この駅舎に勝手に住み着いたという地域さくら猫でした。
待合室でお昼寝するにゃん太郎。
このたぬきみたいなかわいい猫に魅せられて、次の日もまた嘉例川駅に立ち寄り。
https://blog.goo.ne.jp/sarusarusaruko/e/6a27d0ddc2687e1272e689e961fe9a52
にゃん太郎に甘えられて幸せな私。
のどかな駅のベンチで、
のんびり平和に生きてるにゃん太郎のことが大好きになって帰ってきました。
それからというもの、この駅とにゃん太郎に会いたくて
鹿児島に行くたびに、必ず嘉例川駅に立ち寄るようになりました。
https://blog.goo.ne.jp/sarusarusaruko/e/839fa170f8a14a52ee14a2b0cb08c1a1
その後、駅の待合室ににゃん太郎ハウスが出来てたり、
嘉例川の観光大使に任命されたり、テレビに出たり、
どんどん出世して、どんどん有名になっていったにゃん太郎。
駅舎住み込みから、”お母さん”のお家からの重役出勤スタイルになり、
最近は高齢や病気療養を理由に、
あんまり駅には顔を出してないというのは知っててんけど・・・・
はじめてにゃん太郎と出会った2016年4月以降も、
2017年は3月、6月、7月、
2018年1月、12月、
今年も1月に鹿児島に行きました。
1月の訪問時は夜やったし、にゃん太郎に会えないのはわかってたけど、
やっぱり嘉例川駅に寄ってしまった。
にゃん太郎じゃない猫ちゃんたちが出迎えてくれたけど。。。
やっぱりにゃん太郎がいないとさみしいな。と、つくづく思った。
何度も嘉例川駅には立ち寄ってたものの、
結局、最後ににゃん太郎に会えたのは2017年の7月でした。
https://blog.goo.ne.jp/sarusarusaruko/e/51cf5f5829904846d547a99e92419991
はじめて出会った頃は痩せた猫やったのに、
ずいぶんふっくらしてほんまにたぬきみたいになってた。
澄んだ青い瞳が、とてもかわいかった。
都会で毎日血管切れそうになるくらい必死で仕事して、
気持ちに余裕もなく、アップアップしながら生きてる私に、
時間がゆっくり流れてるかのような嘉例川駅と、そこで気ままに過ごすにゃん太郎は、
もうちょっと肩の力抜いて、たまには深呼吸しながらゆっくり生きたらどう?
って教えてくれてるようでした。
にゃん太郎に会うためだけに鹿児島に行くくらい大好きな猫でした。
にゃん太郎が載ってる猫本と、にゃん太郎写真集、
これからも大切にします。
写真集の最後のページの
「また、遊びにきてね。」という一文と、
ちょこんと座るにゃん太郎の写真を見ると、涙が出るし、さみしいけど、
にゃん太郎はとてもしあわせな猫やったよね。きっと。
最期も大好きな“お母さん”の腕の中で、安らかに旅だったそうです。
これからも鹿児島に行くたびに、嘉例川駅に立ち寄ると思うけど、
行くたびににゃん太郎のこと思い出すからね。行かなくても思いだしてるけどね。
今、このブログ書きながらもボロボロ涙が出てきて、
なんで自分の飼い猫でもなく、わずか数回しか会ったことない猫のことを想って、
こんなに泣けてくるんやろう・・・って、自分でも驚くくらい泣けてくる。
にゃん太郎は1回会ったら誰もが一瞬で好きになる、そして忘れられなくなる、
そんな愛され猫でした。
にゃん太郎くん、いつも私を穏やかな気持ちにさせてくれてありがとう。
観光大使、おつかれさまでした。