市の図書館で 



「ゲーテの言葉」PHP研究所

[訳]金森誠也・長尾剛



という超訳本を借りた。





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ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ


ドイツの作家であり詩人

18世紀から19世紀 数々の文学作品を生み出した多彩な天才


戯曲「ファウスト」

小説「若きウェルテルの悩み」などは日本人にも馴染み深い


手塚治虫は生涯、二度にわたり「ファウスト」をマンガ化するほどのファン


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恋多き男だったと綴られてる。それも激しい恋。

人妻や50歳以上歳の離れた娘にぞっこんだったとの事。 

この激情的な恋愛をする者に、芸術家は多い気がする。エネルギーは創作にも愛欲にも激しく湧いてくるのだろう。





本書には、ゲーテの数多くの作品の中から特に




「人生いかに生くべきか」




を扱った名句が1ページずつ、計248句紹介されている。



各項目があり、



○人間に関する言葉


○心に関する言葉


○人生に関する言葉


○仕事に関する言葉



など数項目に分かれて紹介されている。






目次から気になる文章のページまで行くのもよし、



たまたま開いたページをじっくり読むのもよし。




ゲーテの作品を知らない方でも

彼の思想を垣間見ることが出来る(私も含め)。






ここで、一節を紹介









○幸せに関する言葉 の項目から







「他人の幸福を祈る」



人のするべきことは、たったひとつだ。

それは他人の幸福を祈ることだ。

それだけで全ての不幸はなくなる。

他人の不幸も。

自分の不幸も。












どれだけ自分が辛い環境であっても


周りが幸せそうに見えても


他人の幸せを祈る。









私には数年前、度重なる不幸(と自分では思っていた)に、目に映るもの全てを憎んでいた、

道ゆく人に不幸を願っていた時期がある。

不幸と思っていた理由には様々あるが、結局のところは自分の弱さにあったと思う。





その後、反省をした私は、言霊のチカラを知り罪滅ぼしも含めて

外へ出たら道ゆく人、通りすがりの人達に向かって



(あなたは)良いことが有ります。

(あなたは)幸せです。



などと唱えることが日常になった。 まだコロナ前で、マスクなど口元を隠すアイテムも無かったので、下をむき不審者に思われない様に、見ず知らずの人の幸せを祈るようになった。





その甲斐あってか、なんとなく気分が上向きになり、なんとなく…救われた様な気がしないでもなかった。自分も社会の中のひとりでいい、と感じられる様な。











苦しかった日々や、他人を祈った自分を思い出すと、ゲーテのこの考えに納得がいく。





それでも


きっと、本当の意味で、これを体現したわけではないことも知っている。






真から人の幸せを願うこと






言葉で言うほど簡単ではない。







本書には


一節一節に自分の人生と照らし合わせて、深い海に潜るような感覚がある。










納得も、疑問も含めて

人生とは何か?





を知る手がかりになる一冊。









もっと幸せを、分け合う世界に。

そうなれます様に。






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