ケツァルテナンゴ(Quetzaltenango)
シエラ(Xela)
 
ケツァルテナンゴはグァテマラ第二の都市であり、スペイン語学校もアンティグアについで多いらしい。この町の魅力は、その周囲にある個性豊かな先住民の村々である。ケツァルテナンゴは現地ではシエラという呼び方のほうが一般的なようで、我々もこちらの方が言いやすかったし通じた。バスの行き先を知らせるアシスタントも「セラっ!!セラっ!(シエラと言ってる)」って叫んでたよ。
 
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中心部のカテドラル
ケツァルテナンゴへ(22/02/2008)
スペイン語学校のレッスンを2週間ほどお休みして、グァテマラ国内の一部観光都市を周る計画をたて、まずはケツァルテナンゴへ向かう。そして当日。朝の8:15にposada refugioに、生活用品をつめた大型の荷物を預かってもらってから国内旅行に出発。また帰ってきたら、1月くらい住むから部屋番号No16がいいと前もって伝えておいた。

自分たちで行ったほうが効率的
事前にアンティグアの旅行会社でケツァルテナンゴ行きのチケット12$/人を購入していた。当日にホテル前でピックアップされて旅行会社のバンに乗りグァテマラシティに向かう。
そして、長距離バスの会社で我々だけ降ろされて、運転手が窓口でチケット買って11:30発のバスに乗れとチケットだけ渡されて、あっという間にバンは去っていった。
はぁ?このバンでケツァルテナンゴまで行くわけではないの?プルマンに乗り換えるとは聞いていたけど・・・。
バスのチケットみたらQ50(約750円)で、しかも11:30まであと2時間近く時間があるやん!
グァテマラcityに来るまでに通り過ぎてきたチマルテナンゴまで戻ってそこからケツァルテナンゴまで行くバスであった。もしスペイン語ができる人は、旅行会社に頼まずに、自分たちでチマルテナンゴまで出てそこからケツァルテナンゴまで行った方がいいかも。
旅行会社はチケットに5ドル程度上乗せして、CITYまでの送料って感じで値段とってるねんなぁ。上乗せの値段は我々からしたらかわいいものであるが、何よりも無駄な早起きであった。わざわざcityまで出て、しかも2時間待ちよ。時間の無い旅行者だったらたまらん話だよ。
 
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バスの表示もXELA(シエラ)である
ケツァルテナンゴまでガイドブックでは4時間と書いてあるが、工事してたらまた渋滞するやろうし何時間で着くか全くわからないし、お昼ごはん食べるのに微妙な時間だった。
でもバス内での食事は苦手なので、バスが来る前に適当にcity食べたおくことにした。
 
満腹中枢壊れてる?
バスには我々以外はグァテマラ人ばかりが乗っていた。我々は1番前の席だったが通路を挟んだ向かいの席にはグァテマラではプチメタボ(日本でだったら完全メタボ体型)なまだ若そうな女性二人が乗っていた。運転手といちゃいちゃしているのでどうやら一人は運転手の恋人のようである。バスに乗り始めてから、しばらくしてお菓子をつまむ、そしてチマルテナンゴで乗り込んできた売り子から、スイカやパインなどの切り売りフルーツを購入して食べてた。そして缶ジュースも飲んでいた。スイカって利尿作用あるし、缶ジュースもグビグビ飲んでるし、尿意すぐにきそうやわぁって思ってた。この人たちって長距離バス乗ってるのにトイレのこと気にしないんだなぁ、トイレ休憩あるんやろうなぁってちょっと安心してた。とにかくこの二人は常に何か食べ物を持って食べ続けていた。道路工事で一方通行時に車が待機しないといけない場所では必ずといっていいほど、何人もの売り子がバスに乗り込んできたり、窓の外からお菓子やら、軽食やら、フルーツなどを売りに来る。そういう時、この二人はいつも何か買っていたなぁ。運転手が残した、クリームパンも、もう食べないなら私が食べるねって食べてたよ。出発してから2時間くらいして携帯電話が鳴った。そしていろいろ話している中、聞こえてきたのは「ママ、今は昼食中なの」という言葉。Almorzar(=昼食をとる)の進行形かアルモルサンド・・・2時間ほど食べ続けてたけど、それは昼食中やったんや!?って驚いた。結局最後まで食べてはったなぁ。彼女たち、グァテマラ内では超メタボではないけど、満腹中枢いかれてるとしか思えなかった。

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右:町の中心部の様子
左:銀行などもこのようなコロニアル建築の建物が多い
 
膀胱麻痺
バスに乗って2時間位してからちょっとトイレ行きたいって感じた。まだしばらくはいけるけど、できればトイレ休憩あったらいいなぁって思ってた。それから1時間後くらい、メタボちゃんたちが、運転手にトイレ行きたいわ~って訴えてた。彼氏が運転手だし近々トイレいけるだろうと期待した。しかし・・・工事でバス停車時間などでどんどん時は過ぎていき、トイレにいけそうな気配がない。だいぶトイレにいきたくなってたから私も運転手にトイレ行きたいって訴えた。そしたら「アリバ(この先って感じの意味と思う)」って言われた。メタボちゃんたちもモジモジし始めた、私もだんだん限界も超えてイライラしてたよ。トイレって訴えてから2時間くらい行け無くて、膀胱も麻痺したような感じで本当に辛かった。男はいいよなぁ!バス停滞時に外へ出てそのへんで、やってくるんだもん。運転手の彼女のメタボちゃんさえ我慢してるのに、その辺でやってくるわけにはいかなかった。きっとおばちゃんとかやったらやってるかもなぁ。今までこんなにトイレを長時間我慢したこと無いよ。旅行は楽しいけど苦しいことはもうごめんだ!ってそのときは思ったよ。今では笑える話だけど、このとき辛くて相棒に対してご機嫌斜めになってしまった、ごめんね。
結局我慢してから2時間後くらいにクワトロ・カンミノスという分岐点でトイレにいけた。我々とメタボちゃん4人全員が走って駆け込んだよ。
グァテマラの長距離バスに乗る場合、女性はバス会社または旅行会社にバスのトイレ事情も事前に確認しておこう。
 
結局ケツァルテナンゴに到着したのが夕方17時過ぎ、長距離バスを降りてからミニバスで中心部に向かうのだが、このミニバスでも運転手とメタボちゃんたちと一緒だった。メタボちゃんは彼氏に今夜は何かを食べるのが楽しみ~って話をしてるのが聞こえてきたよ。さっきまであんだけ食べてて、まだ食べること考えてるんかぁ。。。将来は超メタボ(しずく体型)行き間違いないわ。
ケツァルテナンゴは標高が2300mと高いので日が暮れるとシンから冷える寒さであった。町はコロニアル都市でありアンティグアとは全く異なる雰囲気であった。
 
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左:市場前にあるレストランがメニューも多くて、リーズナブルでおすすめ
右:コロニアル建築の建物が多い
ケツァルテナンゴのホテル
突然営業停止もあり
Casa real de viajero
貧乏旅行ながらちょっと奮発してQ120で泊まる。ガイドブックの値段より値下がってるやん。ロッジ風の部屋でTVもあるしベッドも大きく、バックパッカーの我々にはいつもより快適な部屋である。
そこを拠点に何泊かしてケツァルテナンゴ周囲を回る予定に決めた。
しかし・・・
居心地もよかったので翌朝、今夜も泊まるよって受付に言いに言ったら、「Hay una pequena plobrema=少し問題があります」と受付の女子が言う。「何ですか?」って聞いたら、今夜はこのホテルは営業しないという。はぁ?!ではいつから?って聞いたら、わからないけど。。。たぶん数日中っていう返事。
どうも、お客が少ないから、しばしの間に閉鎖するみたい。
えー!!全然小さい問題ちゃうやん!せっかく居心地いいしこのホテルで数日滞在でいいって決めたのに・・・移動ですか!?
 
午前中は結局、宿探ししてた。ケツァルテナンゴの宿はあまり安いところないのね。安宿もあったけど酔っ払いが住み着いてて、トイレ・シャワーなしだったり、華僑経営でペットを飼いまくってたから相棒のアレルギー体質にむいてなさそう。数軒回って行き着いた先はCasa real de viajeroのすぐ近所である
 
Pension Altense
ここもQ120だけど、けっこうかわいい。交渉してQ110にまけてもらったよ。中庭もあり、老化に椅子やソファーがおかれているので、ポケーっとしててもいいし、TV・シャワー・トイレ付
いずれもバックパッカーの我々には居心地はよかったので、どちらのホテルもおすすめ。どちらもガイドブックに載っていた。
 
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Pension Altense