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フリホレス・ネグロ(Frijoles negro)

グァテマラ料理ではずせないのが、フリホ-ル(豆)、中でも黒色のフリホールを煮込んで味付けしてペースト状にしたフリホーレス・ネグロ。このフリホーレスは缶詰も売っている。メイン料理に添えられていたり、パンにサンドするときに、アボカド同様フリホーレスもよくぬられていた。それだけをトルティージャにぬって食べてもいける。

上の1皿はティカルにて食べたもの。フリホーレス以外にいり卵・チーズ・クレマ(生クリーム)が盛られている。

 


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フリホレス・ネグロと鶏肉のフライ


このフリホーレス・ネグロは店によって、液状に近くさらさらだったり、かためだったり味付けも異なる。一度はフリホーレスから、牛か鳥の骨がでてきたが、骨のエキスも出すために一緒に煮込むのだろうかと考えてしまった。グァテマラ以外にメキシコなどでもみかけたがグァテマラのフリホーレス・ネグロが好きだった。

 

メニューで肉類やフライ類などを注文すると、それ以外に添えられるものとして、米(味付けしてある)・スパゲティ・サラダ・赤カブそして、フリホレス・ネグロのなかから2品ほど選ぶことが多かった。いきつけの店では、3つ言ったら3つともついてきたこともあるし、このへんはアバウトなのか。

 

 


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フリホーレス・コロラド・コン・チチャロン(Frijoles cololado con chicharon)

 

こちらは赤い豆の煮込み料理。こちらは黒ほど頻繁にはみかけなかったし、いきつけのコメドールでも週に1,2回ほどの頻度で作られていた。通常はチチャロンと呼ばれるブタの皮と煮込まれている。グァテマラでチチャロンと言えば揚げただけのものもあるが、こちらは揚げずに煮込まれていて、プルプルしててコラーゲンたっぷり。

 

時にこれを注文したときに、皮部分以外に管状の内臓も入っていたことがありグロかった。



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フリホーレス・ブランコス(Frijoles Blancos con Pollo Drado)

 

白豆の煮込み料理。たいていは、この煮込み料理とは鶏肉の煮たのが入るらしいが、画像のは鳥フライとのセット。こちらも、黒のフリホーレスほどはみかけない。食べ終わったくらいから豆が膨らむのかお腹がだんだん膨らんできてパンパンになっていた。トルコの豆の煮込み料理を思い出す。

 

 


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ピロヤダ(Piloyada)

なかなかコメドールではお見かけしなかった料理だが、我々のいきつけのコメドールでは1週間に1回くらいの割合でメニューに出る。大き目の赤い豆とハムやーソーセージのほかゆで卵、チーズがのっており、ニンニクもきいていた
 


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レカド・イ・アルベハ・イ・ガッジーナ(Recado y arveja y gallina)

グリンピースと雌鳥の煮込みでケツァルテナンゴの名物らしい。確かにアンティグアではこの料理はみかけなかった。グリンピースが大量に入っているので好き嫌いが分かれそう。