先住民と一緒に乳白色風呂
 
Ban~os Comunicare共同風呂へトライ(24/02/2008)
 
ロス・バーニョスには個室風呂温泉以外にも、共同風呂が存在する。
せっかくだから、共同風呂にチャレンジ。先住民のおばちゃんらと交流できるかも!ってのが目的であった。
入浴料金Q2/人と個室を借りるよりずっとリーズナブル!
朝6時~夕18時までのようだ

はるばんびーののブログ-xela11 はるばんびーののブログ-almo2
左:見た目の外観はこんな感じ。
右:ロス・バーニョス付近の先住民

体育館みたいな大きな建物があり、大きくは男女別になっている。女性用のほうを教えてもらい進んでいくと扉が3つある。どうも3つの大きな空間に区切られているようだ。適当に選んで入ったら、1つの大きな空間に、入り口付近は脱衣所で何の仕切りも無い同じ空間に共同風呂サイズの大きい浴槽が1つある。ただ1つだけ一番奥の壁の蛇口から湧き出る温泉の湯がこの浴槽に常に注がれているという状態である。
 
たくさん先住民女性がいて、みんな頭にまいたボンボリや民族衣装ははずしている。みんなやっぱり髪の毛は長いよ。さすがに、めったに日本人が共同風呂に入りに来ることはないのか、みんなの視線がこちらに集中してたので逆にこっちはあんまり観察できない。
 
ほとんどの先住民のおばちゃんらは、スペイン語を話せないようで、キチェ語かな?先住民言語で話してる。とりあえず服を脱いで手ぬぐい1枚で棒立ちして躊躇していたら、みんなこっち見て笑ってる。そういえば、みんなパンツはいてる状態やん。私らだけ、真っ裸?そういえばトルコで温泉浸かりにいったときも、イスラム女性はパンツはいたまま入浴してたわ。。。私らの露出度が高いからか、みんな笑ってるで~って相棒が言ってた。
おばちゃんが、こっちに着てお風呂に入れってジェスチャーしてくれてた。
 
近づいてみると共同風呂のお湯は乳白色!?
このにごり方、やばい乳白色!!この中でみんな石鹸で体や髪を洗っているようだ。ただの、石鹸カスっていうか汚れたお湯でしかも髪の毛のかたまりもけっこう浮いている。。。みんな長髪やから塊も恐るべき大きさである。
洗面器を貸してくれたり、石鹸はあるのか?ってかしてくれようとしたり、さぁ、お湯に入れ!入れ!とお世話をやいてくれるので、お湯の衛生度がかなり怖いけど、彼女たちは普通に入ってるので、平静を装ってここは入るしかない。
できるだけ浸かりたくなかたったので、立ちっぱなしで、モモか膝あたりまでしか浸かってない状態。数分だけ浸かり、一応スペイン語話せるおばちゃんとちょっと会話したなぁ。
真ん中のきれいなお湯で洗うんだよって教えてくれても、結局この乳白色の湯の中を歩いて出ないといけないねんから一緒やん。
数分浸かって、もういいそろそろ出てもいいやろうって思い、笑顔振りまいて共同風呂を出たよ。
先住民とは暮らし方が違うのでこんな風に思ってはいけないのかもしれないが、自分の体を汚しにいった感じだった。このままでは、帰りたくない!その直後、個室風呂の店に向かいお風呂に入りなおしたよ。
 
衛生的には我々日本人の視点からみたらやばいけど、先住民と交流したければ共同風呂へ入ってみよう。