ルクソール①カルナック神殿
（11/11/2008）入場料65￡Ｅ
ルクソールのカルナック神殿は素晴らしく、ガイドブックに「圧巻」と書かれているのにも納得した。
特にアムン神殿内の高さ23ｍと15ｍの巨柱が１３４本立ち並ぶ大列柱室は迫力あり何枚も写真を撮ってしまった。
柱にはあらゆる部分、また頭上高くある天井にまでヒエログラフなどの装飾がほどこされており、１本１本の柱がとてつもなく大きく、まさに巨柱。
画像では伝えられない迫力がカルナック神殿にはあり、今回の旅で私にとってアブ・シンベル大神殿に並ぶインパクトのある遺跡であった。
地元っ子も観光に来る、バックに大列柱室の巨柱が見える。
最初に２時半頃に大列柱室を見て、アムン神殿内をぐるっとまわってきて日が傾き始めた時間にも再び見た。太陽の高さにより、陰影が異なり見え方が変わる。
夜のライトアップもおそらく幻想的だろうが、日が高い時間が見ごろだと思う。
柱だけの画像だと、その規模を伝えることは難しい。
しっかり遺跡を見ようと思ったら数時間くらいかかりそう。私は時間がなかったので駆け足で見たが、それでも１時間以上はいた。
このようなスケールの神殿を造るとは、、、当時のラムセス２世の脅威・権力が容易に想像できる。
左：巨柱を見上げる
右：アムン大神殿入り口のスフィンクス参道
インパクトが強かったのは大列柱室であるが、それ以外の部屋にも多くのレリーフを見ることができ、内容の濃い遺産である。ルクソールに行ったら絶対見ておきたい。
ルクソール中心部からカルナック神殿までＴＡＸＩで行こうとした。エジプトに着いたばかりでＴＡＸＩの相場がいまいちわからず。ルクソール駅前のホテルから、中心部より離れた位置にあるカタールエアラインのオフィスまでだいたい5￡Ｅくらいでいけるだろうってホテルの人が言ってたし、カルナック神殿の場合は10￡Ｅ程度かなぁと予測。
数名に値切っても20￡Ｅ程度までしか下がらず。
みんな観光客しか相手にしてなさそうな運ちゃんばかりだったし彼らで相場をあわせてるようだ。
もう少し他の人に聞いてみようとしたら、１０￡ＥでＯ.Ｋという人がいた。車はこっちだよっと歩いていくほうについていったら、車はＴＡＸＩではなく「○○ｔｏｕｒ」と書いてあった。１０￡Ｅで行ってもその後何らかの商売話が入ってきてややこしそうなので、「ＴＡＸＩでないからあなたの車はＮＯ！」と言って却下。
結局１５￡ＥでＯ.Ｋ.のＴＡＸＩで行った。
帰りは地元の観光客がたまたま中心部に向かうミニバスをとめてたので、それで一人0.5￡Ｅで戻った。ＴＡＸＩとの値段の差がすごいね。
アラビア語ができれば、ミニバスも乗りこなせるんだろうが。。。
「クローズやブロークンという言葉には警戒」
車が走る道路からカルナック神殿までは大きな広場があるのでその距離は歩かなければならない。カルナック神殿に着きＴＡＸＩを降りて広場を歩いていこうとしたら、ガードマンみたいな制服を着たエジプト人が「そっちはクローズだ！、こっちへ来い」と遠くから呼んでいる。遠目ながら、どう見ても真正面から人が出入りしているのが見えるので無視した。結局、そのまま真っ直ぐ歩いていって難無く入場できた。
あの制服着た男の言うこと信じてたら、どうせみやげ物の店とかに呼ばれるとか何かしら時間をとられることになっただろう。観光まわりのエジプト人は嘘つき多そう。。。と警戒心が強くなったとさ。