いつもの場所に戻った。
もう戻れないと思ってた
この感覚を随分長く忘れてしまった。
ただ、1本の電話でガラリと変わった。
真剣に生きる
人生を味わい尽くそうとしている女性からの電話だった。
壮絶な幼少期を過ごし、
1人の人生ではなく、
自分以外の人生も背負いながら、負けない心を持っていた。
なによりも
自分に負けてしまった時、
心底悔しく、失敗して辛い思いの方が、深く心に残る、
そんな思いを忘れずに過ごしていると、それが何かを始めたり、つづけていくための熱量に変わる。
そんな熱量が、どこからくるんだろう?どうやって出すんだろう?
すっかり忘れてた。
悔しい思いや苦い失敗を思い出した。
その瞬間、内側から湧き上がるあの感覚に戻れた気がした。
瞬間を生きるように育てられ、出会い自体がとても寂しく悲しく孤独に感じ、次の瞬間どうなるかわからない世界で
この途轍もない寂しさにもどることが、原点って驚いたけど、
同時に、その時に味わいたい感情や感覚、喜び、悲しみ、楽しさや、嬉しさやいろんな思いすらも、自分が選ぶことができることに気がついて
戻る立ち位置が、今ある場所であり、この瞬間が、わたしのみたいワンシーン、わたしが選ぶ。
感覚や意識が戻るまで、
時間がかかった。
真剣にって言葉がよく似合う女性に会い、
震えた。






