屈辱。
親友M子には同じファーストフード店でバイトするイケメンの彼氏がいた。
しかし彼が学校を卒業して熊本に帰るやいなや、自分に言い寄っていたK君と頻繁に遊ぶようになった。
ちなみにK君は当時19歳の私が恋していた同い年の男の子だった。
M子は23歳・・・。自分に好意を持っていると知りつつ私の恋も応援してくれていた。
・・・かのように見えた。
あっという間にM子とK君は付き合い始め、ショックを隠せない私に彼女はこう言った。
「K君も好きだけどさり(私)も好き。許してくれる?今までどおり仲良くしてくれる?ときどきは3人で遊ぼうよ。」
あ~今思い出してもムカツク!!!!!
結局この二人は10日程で別れ(K君が二股かけていた)、私は内心「ざまみろ」と思ったもののある決心をする。
「痩せて、綺麗になってM子よりもモテモテになって、今まで馬鹿にしてきた男どもを見返してやる!」
もうこぶ平なんて、言わせない!!!
いまだ男性経験のない19歳の夏のことでした・・・。
遅い処女喪失。
初めて男の人を知ったのは20歳の冬だった。
世間一般では「遅い」部類に入るのだろうか・・・。しかしやむおえまい。
なぜならこのころの私は・・・
160センチ、77キロもある巨漢だったから★
しかも高校時代ソフトボールをやっていたせいかボーイッシュで男か女かわからない、もちろん化粧なんてしたこともない。
その頃のあだ名は「こぶ平」林家こぶ平に似ていたのだ。
デブは男からも女からも馬鹿にされる。
親友と思っていた友達も今思えば心の中で私のことを馬鹿にしていたに違いない。
私とM子の出会いはファーストフード店のバイトだった。
M子は中山美穂似の美人でかなり男にモテていた。
いや、M子と出会う男はみんなM子の魅力に弾きこまれていた。
面倒見がよくて姉御肌だった彼女の事を私は「憧れ」る反面「ねたみ」をもって親友として接していた。
なんだかんだいって私は彼女が大好きだった。
しかし・・・。
彼女は私が好きになる男まで全て魅了していった・・・。
