私が裏切りに気づくのは本当に簡単でした。


最初の違和感はお泊まり。


いつも通り3人で遊んで、女後輩が1人で暮らすアパートの一室で駄弁って。夜も更け23時になり、親が厳しい私は帰宅することに。当然彼も一緒に帰るものと思っていると彼が「眠いから帰れない」と。


女後輩もこの時は彼を帰そうとしていましたが彼は帰る気などさらさらなく。この時点でもう普通におかしいですが、女後輩が絶対に裏切るようなことはしませんからというので信頼していた私はそれを信じ帰宅。


でも今思うと裏切るようなことはしませんからって言葉は普通に出るものなのでしょうか。そういうつもりがなければ出る言葉ではないような気がします。今更何を言おうが遅いですが。



まあそれでも私はやはり不安でしたから、彼と女後輩と個別でずっとLINEをし続けました。


しかしながら双方からの返信は同じ時間に返ってきて同じ時間に返ってこなくなる。1人自宅で泣きながら明日の朝家に行くからと女後輩にLINEしました。



まあそれを実際に実行したとて証拠は隠滅されているわけで、次の日の朝本当に行きましたが何事もなかったかのようでした。この時本当は浮気したのかしてないのか未だに真実はわかっていません。




次の違和感は部活の何人かで集まって女後輩の家で飲んだ時。


酒癖の悪い女後輩は酔っ払ってなぜか私に対して仕切りに謝り、その後別の女の先輩とトイレに篭り「私が悪いんです」。出てきたと思ったら外に走って行き行方不明。それは知った彼は追いかけ、探しに行きました。私はそれを追い、見てしまいました。















女後輩をみつけ、まるでカップルのように微笑み合いながら抱き合う2人を。