この記事は過去に思いを馳せ

かいてみます

 

他の方のブログで

抗がん剤治療を始めるとの記事を拝見

したからです

 

病人さんががん告知をされた時の

お医者様の言葉

この一言一言を決して聞き漏らさず

意味を噛み砕いて

治療法を模索する必要があると

思ったからです

 

病人さんと2人

同行をとお医者様に言われ

診察室に入って

検査結果をご説明頂きました

小細胞癌ステージ3b?

4に近いよと

 

治療法として残された方法は

抗がん剤治療のみ

それも、これが効くと言うものがないので

手探りで

一つ一つ確かめながらになる

と、

沙羅の懸念は此処で一つ

 

そして先生は

治療を放棄というのではないが

抗がん剤はとっても副作用が強くて

入院して頂いて

投薬後3日ほどはものすごい苦痛や胸の悪さ

辛い思いをします

 

退院しても

又1ヶ月もし無いうちに

続けて治療しなければならず

普通の生活に戻すのは大変です

 

もし、、、これからの治療をするとして

患者さんの苦しみが続くだけで

何らかの形で

良い方向に向かうと言う事は

ないかも知れません

 

其れより

日々、笑い合いながら

美味しい物を食べて

行きたいところに行ってみると言う

選択肢もあると思いますよ

と、

おっしゃって頂きました

その言葉を受けて

沙羅は病人さんに

どうしたい?と聞いたところ

そら、治療はせんとな!と

効く耳を持っていません

 

そこから

一回がん治療の投薬をするたびに力が失われて行き

沙羅が運転するからと言っても

もう、外に行く気力は無くお墓参りさえ

「いいわ」と

避けるようになっていきした

 

お医者様がおっしゃった

余命6ヶ月を経過

ですが

その後の3ヶ月は

お医者様から

「病院ではこれ以上、お手伝いできることは

何もありません、ホスピスを探して下さい」

と、言われ自宅療養

実際にはベッドから

降りることは無く3ヶ月を過ごしてしまいました

余命宣告より

3ヶ月長生きした?

違いますよね?

お医者様に呼ばれた日

あの時に先生がおっしゃった通り

最後の3ヶ月はベッドの上

治療をしたら6ヶ月

しなかったら3ヶ月

病院に入退院を繰り返して

動ききらなかった6ヶ月

 

治療をしなければ

自由に美味しい物を食べ歩き

行きたい所へ

家族や沙羅の運転でも

出かけることができた

勿論、もう少し短い期間かも知れ無いけれど

 

生きて動けて楽しめた3ヶ月

ベッドに縛り付けられて

吐き気と叩きながら

食事もままなら無い3ヶ月

 

あの時

先生のおっしゃってくださった

生きている証や

共に歩いた歴史を作るのに

本当に貴重な3ヶ月

沙羅は

治療という魔法の言葉に

無駄に捨ててしまったと

とても後悔した

 

死ぬとは限ら無い

が、

その精神力と

幸運は誰にでも

平等に分け与えられる物でもない

 

良いご決断を!

 

沙羅より