この記事をご覧頂く方は

ご自分の意識の正常性を

保てる自信が必要です

ご自分の正常な判断で

読んで面白いかもと

チャレンジ!

 

今、沙羅はちょっと暇していて

お部屋の中は

立体の四角い空間

所謂、空気と呼ばれる気体で満ちています

 

実際には

空気だけで満ちているわけではございません

多くは気体の空気と言うことです

 

其処に

沙羅がいて

ベッドが置いてあって

カウンターテーブルの上には

ミシンやアイロンや2鉢の植木

 

個体は空間を占拠して

その位置、容積は

沙羅が変化、移動させない限り

自分で勝手に動くことはない

と、思っている

 

植木と沙羅に関しては

別物である

勿論、生きる条件は整えてあげなければならないとしても

自分で自分の容積を変化させて行く

沙羅に至っては

空気に動きを与えたりもする

寝ている状態でも

胸を上下させるほどの呼吸をする

起き上がれば

身体の上に乗っていた空気を

跳ね上げる

その流れが身体の両脇から背中

ベッドと背中の間に

両脇から流れ込んだ空気の渦を作る

 

と言っても

沙羅程度の物体が動いたからと言って

台風が発生する訳ではない

 

小さな渦は

直ぐに消えてしまう

この小さい渦が

仕事をしなかった訳ではない

何故なら

ベットと沙羅の背中に保たれていた

これが何処かに消えてしまい

背中にはひんやり感が

一瞬纏つく

 

ね?

取り敢えず

起きて見ようか?

実験の結果は如何?

 

沙羅より