おはよ!

朝のお仕事の後

家族のサンドイッチ用の材料を買いに

でも、

今日はサービス残業40分

ですので

お買い物も必要な分だけ走ってです

 

お一人

出社拒否

引き継ぎで寝なかったと

聞いて居たので

対応は早い

管理者に連絡

只、此処から返事と言うか

対応の良し悪しの連絡が遅い

ですので、情報は片道切符

 

よく、世話人が虐待とか聞くけれど

その人の為になるような対応をしようと思えば

きつくなる

世話人はお医者様でも看護師でも

母親でも無ければ

兄妹でもない

言葉で「ズボラせんと仕事行き」と言うと

言葉の暴力となる

ズボラは私を疑っているから出る言葉

と言われ

仕事行き、は嫌な事を強要と言われる

 

ですから

沙羅達世話人は

まるで赤ちゃんに接する様に

物を言う世話人もいてる

沙羅は

決してその物言いを

吉とはしない

病人であろうが

精神疾患であろうが

一個人としての人権

その代わり

一個人としての義務

それを必要と言う

 

常は普通扱いしろ

面倒な時だけ私は病人

そう、言われる時があるが

普通にお話をする

行かない!

であれば

「分かった、管理者と作業所に自分で

連絡を入れて」と

そして

沙羅の業務連絡

「今日は休む」との事のみ

経緯などの聞き取りが

必要であれば

管理者がする

日報には細かい記述を入れる

世話人は

「嫌と言う時はさせないで」と言われている

そこに本人の意思が働いているからと

但し

沙羅とこの病人さんの対話は

至って普通だし

報告も病人さん本人が双方に連絡している

問題は

「世話人には了解をとっている」と

電話報告している事

 

この、

対応が良いか悪いか

 

これは

母親が3歳になるまでに

人間として躾てあるべきの行動

 

産まれてすぐは動物で有り

泣き、笑いで人の気を引く

コレはほんの数ヶ月の内に

母親が見抜く力をつけなければ

対応し切れない

 

半年も過ぎたら

父親や祖父母の顔色を見る力をつけてくる

そして

人見知りの1歳から2歳

この時期に

社会に出して対応する力を

家族や身内

近隣の人と

母親が接する態度で

身につける

 

ご存知の様に今は

お子さんをおんぶと言う形の

保護をする事が少ない

理由は

いつでもお子さんの顔を見られると言う

抱っこ紐

母親が赤ちゃんの顔色を伺って

泣けばすぐやりかけの手を止めて

自分に対応している様子を

身体で覚える

 

それと、肝心な事だと思うが

背中で見る時には

赤ちゃんは

母親と同じ物を見て

その対応を見ている

 

知人と会った時の挨拶

相手の方が笑ったり、微笑んだり、

目を逸らしたり

苦い顔をする人に出会った時の

逃げ腰の対応も全て

背中で見て、母親から教わっている

 

抱っこにしても

おんぶにしても

同じだと思う方がおいでになるかもしれないが

赤ちゃんしか見ないで

育てられた子供は

本来3歳から6歳には育っているはずの

親戚、近隣知人との交流の

コミニケーション能力が

薄れてしまう

 

けれど

この、家族や親戚

近隣知人との関わりで

コミニケーションをとる事が

思春期の課題である

この時期になって未だ

人と、

コミニケーションをとる事ができない方が

社会に出る為の

何をお勉強しても

生かし切れないことになると思う

 

如何な発明も

どんな知識も

人の役に立ってこその発明、知識であろうし

その、発明を生かし切るには

人間ありき

宇宙に向けての発明をしようが

人間が使うのか

人間の為になるのか

 

一番近しい人間は家族で有り

一番近しい他人は近隣知人

この人達のためにご自分が何をして

何を赤ちゃんに見せて育てるか

 

育児書に書いてある事が

百と思った時点で

ご自身での育児を放棄して居ないか?

ご自分やご主人の生き方を否定して居ないか?

 

自分が正しいと思うなら

ご自分の両親に聞き

ご主人は天才、素敵な人と

思うなら

そのご両親に聞き

嫌、、こんな息子に育ったら嫌!と

思うなら

当然、反面教師

 

沙羅の母は山猿

自分で立って生き抜く方法を

身をもって教えて下さった

ご兄弟には外国でお仕事をされたり

生活をしている方もおいでになる

沙羅は

この母方の祖父

この人の生き方が

大きく目を開けて世界を見て

お子さんを外国に送り出し

ご自分は地域の人の為

三世代後の人の役に立つと

山一つ植林をされて

沙羅の孫の代になったら

お金に変えられる

そのもう一つ下の時代になった

この地域に大金を産む事ができる

と、

村中の人間総出で

数年かけて行われた植林

実際に、今、

木の需要が膨らんでいる

 

沙羅の父は

おぼっちまん君

外国経験もあり

経営診断士と言う肩書きで

自営をされて居たが

父を助けたのは山猿

父は、絵に餅を描く人だった

幾つか起業して

死んだ今もその会社は存続している

その一つ一つを

知恵と勇気で作り上げて居たのは山猿

 

同じ様に小さな島で生まれ育った

自然を見せて育てられた母親(山猿)と

絹に包まれて育った父親

 

父の知識に

母は利用されたと思うかもしれない

が、

父を見て

母を嫁がせた祖父の目

ヤッパリ、祖父の力が大きいと思う

 

姉は

百年の計を遺して逝った

妹は其れを手伝った

 

沙羅は

見えて居ないものがあった

 

今頃それに気が付き

探し始めた

 

沙羅より