おはよ!

なんか、、難しいタイトル

そして

このタイトルをテーマに

一つのコーナーが出来ればと思います

 

貴方のお子さんの時の記憶は

如何ですか?

 

沙羅の父は長男

母は4女未熟児で生まれています

 

先ず、この母方の祖父の記憶

母に聞き知った事は

地域の区長をしていた

行事毎があれば毎晩

多くの人が寄り合い酒宴

会議と言う名の飲食

 

祖母は

姉3人を総出で食事を作ったり

洗い物をしたり

母は、弟達の子守り

 

只、この祖母に関しては

母からの教えとして

穴の空いたお金は使わず

貯めて、紐に通し帯に巻いて

何時でも大事の時の用立てとしていた

 

祖父が

「誰それの畑を買う」と言ったら

その、紐の小銭で間に合う程

貯めていたことが有ったらしい

 

今の沙羅の紙幣収集「9Z」に繋がっているのかも?

 

この祖父も祖母も

沙羅が学校に上がる頃には

大阪に引っ越してしまい

記憶があまり無い

その中で

祖父の母

沙羅からしたら、ひいおばあちゃん

 

一度しか見た記憶がないが

一度で強烈な印象

晴れた日の昼下がり

自力では歩くこともできず

家の中にいて

いざって歩いている人で

雨戸もみんな開け放した

部屋にペタンと座り

長く細い笹のついた竹を持って

それを、左右にずらしている

真っ白い白髪頭の

髪はボウボウに伸びて

それをまとめるでも無く

少し風が吹くと叩いてくれるからなのか

嬉しそうに一寸首を回す

 

沙羅が祖母の手をぎゅっと握りしめると

祖母が

「ひいおばあちゃんやから、怖がらなくても良い、足が立たんからああして、座って

お仕事をしている」と言う

 

庭に放し飼いにされている鶏が

何処かから飛び上がって来て

縁側に干している豆を突っつこうと

近寄ってくるのを

その手に持った長い笹で

優しく追い払っている

それが、見ている間にも

何羽も挑戦してくるので

ひいおばあちゃんは大忙しなのだ

 

その時の沙羅の記憶

チャント、お仕事しているんだ!

 

と言う記憶

 

きっと未だ4、5才になっていたかどうか

沙羅が3才の頃妹が産まれて

その後直ぐ

この、母方の実家に

生活の糧を求めて引っ越したと聞いているので、その時に

訪ねたであろう記憶

 

ひいおばあちゃんの

たった一つの記憶です

 

沙羅より