夢見がち 夢見がち
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奈良県まで走って来ました

知人のお墓参り

家族のお墓参りにも行かなければならないけれど

反対の方角を向いて走って来ました

 

この知人は

沙羅の父のお仕事関係で

家に出這入りをされて居た方で

お仕事をご一緒するだけでなく

遊ぶのも、お酒を飲むのもと言う感じで

結構、密なお付き合いが御座いました

 

父が亡くなった後

頼りにしていた方ですが

膵臓癌を発症して

発病から半年で他界いたしました

その頃、看護婦さんと結婚を前提にお付き合いをされて居て

入籍の前に、検査のお話が出て

その検査で癌が発見されたようです

 

多くの民間薬を取り寄せ

病院にお見舞いに伺いましたら

病院にも関わらず

ベッドの回りには、お薬だらけ

「いったい、いくら使ったと思う!」と

大層腹立たしげに積み上げられた箱を肩で示し

何の役にも立たんと嘆いていました

 

お仕事のお付き合いの方ですので

立ち入ってお話をする事も控えて

早々に帰って来た記憶が御座います

2,3年に一度程ですが

妹と義弟と沙羅の3人で

お墓参りに行っていました

 

所が、ここ数年

病人さんのお世話や病人さんが亡くなった後には

義弟の病気などがございましたので

暫く足が遠のいていました

 

今回、あ!お墓参りに行っていないと

思うに至ったのは

夢では御座いません

LINEです

 

妹も沙羅もこの方が亡くなった後も

お電話番号を消していませんでした

何か、消したくないって御座いません?

特に理由は無いのですが

消していませんでした

 

そして、その結果

数日前に、沙羅のスマホに

●●さんが電話番号で友達追加されましたって

メッセージが届きました

 

勿論、故人の本人が

LINEをお送り下さる訳は御座いません

是は長らく寝かして置いた

電話番号が復活して使いだしたと言う以外には

考えられないのですが

 

本当にびっくり致しました

そして、●●さんが呼んでるね

と言う事で、妹に電話を掛け

お墓参りにお付き合い頂きました

 

どうって事無い一日ですが

 

ご用心下さい

 

       沙羅より