あの視線確かに何処かで見たような記憶が有る。

「沙羅?大丈夫?知った人?」直美が心配そうに訪ねるが知った人ではない。

「あの人ありさの彼氏かな?」

丁度ありさから聞いていた雰囲気が有る、それにイケメンだった。

「ああそうか!そんな感じね、おしかったね、もう少し遊んでいたら紹介させていたのに一寸暗い雰囲気かな?」

直美が感じたのも暗い雰囲気だったのだ、

沙羅は気味が悪くて怖かった。

もし、ありさの彼氏なら悪口に聞こえるから気味が悪い等とは言えない、見かける事が有るかもしれないが、出来るだけ避けるようにしよう。何の理由も無いのに一人であれこれ心配をしている。