諒助叔父は大阪市内に住んでいるのでそんなに遠くは無いし、
でも言いだせない。
一人で生活をするってどうするのだろう。
慌しく日々が過ぎて行き沙羅も皆から遅れたが何とか高校に通えるようになって、あっという間に父母の49日がやって来た。
埼玉の叔母から行けないからと、お供えを送って来てくれ、京都の大伯父も残念ながら来られないとの連絡があり、
お寺さんと諒助叔父さん、桐村さんやパートのゆかりさんとで49日を済ませた。
ゆかりさんは今「onisi」のオーナーさんに成った。
諒助叔父さんがお店をゆかりさんに譲渡する手続きをしてくれたので、母のお店が無事に営業出来るようになって沙羅は嬉しかった。
金銭的な物は諒助叔父が解決してくれた。
そして明日福知山の御墓に納骨に行くが、その後諒助叔父のマンションに引っ越す事になっている。