食事が終わってすぐ、食糧品だけ買って帰ることにした、

長い時間かかっているので、沙羅は足が痛むので帰りたいと言ってしまったのだ。

何か用事があればここまで出てきたついでに片づけてもと言いはしたが、徹さんは直ぐ帰れるからと、席を立った。

食料品を買い出しに行っている間、沙羅は車で待っていた、そしてそのまま帰ることにした。

 桐村さんの家に帰って、ソファーの上に横になったら涙が出そうになってきた。

まだ、叔父からは何の連絡も入っていない、今日は疲れて2階に上がる元気もない、このまま少し横になっていて、休憩してから上がることにしよう、

自分の下着の入った袋のことはすっかり忘れて、ソファーで丸くなっていると、桐村さんが毛布を持って来て掛けてくれた、そして、荷物を片づけている。悪いなと思い直し手伝うためにキッチンに向かう、

もうほとんど冷蔵庫に直してしまっていたが、沙羅が入っていくと、先にシャワーを浴びてから、2階で横になるといいよ、少し昼寝をした方がいいかもしれない、と気遣ってくれる。

沙羅は2階に上がるために階段のところまで行くと後ろから桐村さんが抱えあげ2階に連れて上がった。シャワーを浴び、スエットに着替えようと、自分の荷物のことを思い出したが、もうとりに下に降りていく元気はない、今日は諦めて、浴衣を引っ張り出し布団に入った、