次の日朝早い時間に部屋に声を掛けに来た、

沙羅は既に起きて顔を洗い、髪をとかしていた、

後着替えたら下に連れて降りるから声をかけてと降りて行った。着たきり雀なのでミニスカートにボアのジャケットストッキングは、履けないので寒いかもしれないが我慢しよう、それに車なので大丈夫だろう、

ポシェットに入っているお財布の中身を確認して、病院代を払ったら肌着とスエットスーツ位は買うことが出来そうだ、後は帰る時にお金を下ろせばいい。

あと1週間位は此処にいることになるかな、何か私にできることがあれば手伝うがたぶん何もできないだろうな、

とりあえず、今日は病院に行って診てもらうのと少し買い物をしてくること、階段を座ってお尻で降りていくと下から上がってきて立ってと抱き上げて降りていく、ミニスカートなので何もつけていない肌に男の人の手が触れるのは何か変な感じ、思わず硬くなってしまう、キッチンではトーストが丁度焼けて、コーヒーの香りと、レタスのサラダ、ゆで卵の輪切りが乗っている、食後に食器洗い機にお皿を入れて回すと、車を出してくると外に出て行った、

沙羅はテーブルを拭き、布巾を濯いで掛け、ポシェットを持って玄関に行くとスニーカーが履けない、諦めて静さんの草履を借りることにした。

車を出し、玄関に鍵を掛けて出かける。