初心に戻る(2013年初稽古 覚え書き) | サラワクラクサアサクサ

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だいたい津軽三味線と和太鼓のお稽古ログ。
なんとなく地道に太極拳も。
時々はつぶやき。

実に2ヶ月ぶりの稽古らしい稽古は、一からのリスタート。

3の糸の10番。音感じゃなくて共鳴を憶える。深い低音までの倍音。6番も同様。

16番。チリチリで人差し指が下にずれて行ってしまいがちなので、動かないようにしてずっと弾く。親指でしっかり支える。抜けずに詰まった音で。

人差し指と親指の幅を狭めてしっかり棹を挟む。指スリを縮めるように。皮でも撥でもない。人差し指と親指の意識で、音が変わる。

430034。4・3・0・0・3・4。3と0のハジキが早くなってしまう。裏間を意識。ここはゆっくり丁寧に弾けるようになってから、テンポを早める。

スクイが入るとリズムが狂う。叩きを同じリズムをキープ。

などなど.....

全部、今まで言われてきたことばかり。でも先を急ぐあまり、意識して聞いてなかった。

師匠曰く、

爪1枚♭とか♯とか言われてるうちは、言われてるだけなんだと思うけど、違うところを探して合わせらるようになってきている。45分対面してるうちに、師匠の音に近づけようと、探ることができるようになってきている。

そうです。

やる気にならなかったというのもあるけど、練習しなかったことによって、少しは素に戻って、師匠の言うことを以前より素直に吸収できた気がしました。

うん。ガツガツ練習するのはしばらくやめよう。何時間でも弾き続けることはできるけど、それは楽しんで弾くにとどめよう。

と、いうわけで、津軽三味線ブログ再開です。

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新しくなった浅草駅ビル、EKIMISE屋上の展望台より