おおや和美さんというお名前は存じていたのですがちゃんと読んだことはなくて。

先般「ふつつかものですが」という少女漫画を電子書籍で読んだのです。

 

 

絵が綺麗なのでwikiで調べたらかなりのベテラン様で。

かなりBL系では名の通った方なのですね(そっち方面全然わからん)。

BLの作家さんはそっちのジャンルばかり書かれるものかと思っていたらそうじゃないらしい。

いろいろなんですね。

 

で。

興味を持ったのがこれ。

 

 

 

 

BLではありません。少女漫画です。

 

設定的には女であるのに、家庭の事情で男として育てられた主人公が男子校に進学し、寮に入るという、かなりの少女漫画あるある設定な漫画なのですが(ありえないとかそういうことはとりあえず置いておこう)。

 

演劇科のある学校で、主人公はそこに進み、作品の中で役を演じたり、主人公の相手役となる俳優が商業演劇で役を演じたりするのですが。

 

漫画の中で扱われる作品が「ロミオとジュリエット」「十二夜」「ハムレット」「真夏の夜の夢」。

蜷川さんをもじった名前の人物(演出家)も登場します。

 

十二夜はまさに女性が男装して・・・というお話なので、作品のテーマにリンクしてます。

原作者付の作品でちょっとググったら演劇ライターさんに同姓同名の方がいらっしゃるのでこの方なのかな?とか。

 

読んでいて、ジョン・ケアードさん演出の十二夜がまた観たくなりました。

あの作品はとても綺麗でそしておもしろくて、キャストがはまってて。

あれこそ映像残して欲しかったなあと思います。