将棋の駒と投資と会社経営と

将棋の駒と投資と会社経営と

将棋の駒作りと投資が趣味で、脱サラし会社経営を始めた生活の記録です。

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長録が完成しました。

こんな感じ。
長録は7年ぶりに製作しました。

余談ですが、長録の”録”の字を示偏の禄で作るか、金偏の録で作るかいつも悩むのですが、
豊島字母帳に倣って金偏の録で製作しました。(参考文献:将棋駒の世界、増山雅人著、中公新書)




簡単に言うと、マイナス金利にして銀行に負荷欠けた分は長期金利を0%に誘導するから
そっちでしのげ、後、原油価格の下落の性で上手くいかなかった2%のインフレ目標があるけど、
達成するまでこの政策は止めないし、達成後もしばらく続けるから、と言う事かと。

発表後、いちじ円は2円半ば過ぎまで売られ、しかしニューヨーク市場にうつる頃には、逆に
円高に。米国が金利を据え置いたので円高確定。
株価も昨日は銀行株中心に上げたけれど、銀行にとってはそんなにたいした朗報でもない
(少しはいいけれど)ので、そう長続きはしない、と思う。

毎年80兆円も国債を買い入れしているので、国債の買い手は日銀のみ、と言ってもいい感じ。
思いっきり財政ファイナンスだと思うのだけれど、どうして円がこれほど強いのか、実に理解に苦しむ。
円の高価値と低金利は、そう長くは続かないだろうとは見ています。

インフレ目標2%が達成されると金利上昇で国家財政と国債を買い込んでいる日銀が
破綻するだろうし、達成されずにズルズル続けていると財政ファイナンスとして円が暴落
するだろうし、どちらにしても出口ないし、詰んでます。
長引かせるだけ傷口広げるだけだと思うのだけど、誰も幕引かないですね。
そんな政治家は見当たらない。


三孝書の漆入れ1回目。
終えて室の中に。

室の中の三孝書


季節によって違いますが、大抵2日位で乾くので乾き具合を見て2回目の漆入れを
行います。漆入れは基本的には3回行っています。
意図的に薄くしたい場合などは1回で止めたりもあるかも知れません。
今の所漆入れに凝って作ったことは無いのですが。
漆は浄法寺の漆を使用しています。他店で買うと微妙に出来具合が変わってしまうので、
いつも同じ所から仕入れています。


乾かしている間に、長録の仕上げ。
1日で終わるかと思いましたが、全然終わりませんでした。
歩の面取りの途中で時間切れに。
面取りして、2000番で最終研きをし、手拭いで磨いてから椿油を付けて仕上げの予定。

最近は蝋仕上げが流行っていますが、当家には家内の祖父が搾った椿油が瓶に2本くらい
ありますので、これが無くなるまでは椿油かもしれません。