四畳半神話大系みたひとー。
最高だね。

あれ本当にアニメかな。
漫画でかなりのコマ数を描いて奇跡的にその中で生きてるように動いてるみたいじゃないか。

色が美しすぎ。灰色と水色の中間色に蛍光灯の光を足したような空虚感。

色を単色で平面的にのっけているけど、いきなり画が、ぐっと凝縮する。

幾何学模様の、だけどランダムに連なるレースのような繊細なデザイン。
荒さと細かさの強弱のバランスが天才的すぎるー。

なんだかよく回す気がしている。

時計とか人でも、動きの中で回るっていう行為が私には特徴的にうつる。

中心を軸として早く回す。それは遠心力を感じない不自然な回り方。
違和感があってぎこちなくて、その感覚で私は心が痛む。

人物の肉体の色気が簡素な線なのにどんなアニメより強く伝わるの。
静止画ではわからない、動くことで生まれるエロス。生命力。

だからね、どんなに淡々としていても、ふざけていても、生々しくて人間らしくてリアル。

湯浅監督は発想がぶっとんでいるのです。

マインドゲームの男女が愛し合う描写が美しくて大好きです。痛いくらい熱が伝わる。

あーたのしーなー。