以前なにかのTVで、元プロ野球投手であり現在は解説者の石井一久さんがインタビューに答えていた。
「ユニホームを着ていない時の選手の姿も伝えていきたい。世の中には野球を知らない人たちもたくさんいる。そういう人たちにも、選手たちの人としての魅力から逆に野球を知ってもらいたいから。」
昨今のサッカー人気への、元ピッチャーならではの「牽制」が感じられる言葉だ。なるほど、サッカー人気とそれに伴う競技人口の増加は野球人にはちょっとした脅威なのかもしれない。
…とは言え野球もサッカーも充分にメジャースポーツ。さて我がバドミントンは?
バドミントンは間違いなくマイナースポーツである。競技人口が少ないとは思わない。それでもマイナースポーツと言われる理由は「遊びの要素が強い」「プロリーグが無い=プレイで生計がたてられない」「基本的に個人競技」などだろう。盛り上がりを欠く要因だ。
しかし、世界レベルのプレイを一度でも会場で観戦した経験がある人になら、バドミントンがどれほどハードでエキサイティングなスポーツかわかるはずだ。
世界的にも日本は屈指の強国と言える。
にも関わらず払拭できないマイナーイメージ。「強い」だけではダメなのだ。ではどうしたら?
…石井氏の言うとおり、競技としての魅力を伝えるだけでなく、試合をしていない時の、ユニホームを着ていない時の選手自身の魅力について、解説者なりがもっと積極的にアピールする、それはとても有効な手段だろう。アマチュアの選手にとってプライベートの公開になる嫌いはあるが、逆にそこからバドミントンを知ってもらう事はマイナーイメージ払拭に有効かつ必要な方法だと思っている。
どの競技でも、試合中にその選手の「素」が垣間みえる瞬間がある。観客と選手がグッと近くなる瞬間だ。ワクワクする瞬間でもあり、それはその選手を応援したい!と思わせる瞬間でもあるのだ。