正直、2年前にこの本でこの言葉に出会ったことを

忘れていた。


3人の息子達と歩んできた環境と

仕事で出会った子供達から知る環境と


不条理や息苦しさを感じる場面も多かった。


先日、日本人で初めてメジャーリーガーとなった

マック鈴木さんにお会いした。


マックさんのアスリート人生

そのストーリーの一部を聞かせて頂いた。


マックさんの言葉とストーリーの背後に

この言葉が蘇った。


「育ちやすい環境をつくる」


ここで言う「育ちやすい」とは、

イージーに困ることなく、守られて

というような意味ではない。


自分で考え、選び、決断し、

失敗から学び、前へ進む


そんなふうに育っていける環境のことだと思う


自分がなぜスタメンに選ばれないのか

その理由を他人の答えに頼るのではなく

自分で考えて探して、

策を講じて努力する。


時には、その道を諦める決断も自らが下せて、

次の道に歩みを進めることができる環境をつくる


マックさんの話からそんなふうに

この言葉がよみがえった。


多分2年前に思ったこととは違っている。


自分の変化を嬉しく思った。