2月18日は守り人の活動日でした。
この日も、真冬の寒さを覚悟していましたが、気温は高めでした。午後から雨という予報だったので、早めに館の軒先にタープを張りましたが、まもなく雨がぱらつきはじめました。
本日の活動内容は、前回の続きです。
G湿原の伐採木の片付けと、J2の常緑樹の間伐などです。
久々に会った仲間同士、話が弾みます。
館に誰かが拾った鳥の羽根が置いてありました。
ブルーと白黒の縞が特徴で、カケスの羽根だそうです。
野鳥に詳しいセキモトさんによると「カラスの仲間で、とても頭がよく、警戒心も強いので、なかなか姿は見られない。有馬富士公園で誰もいない早朝に一度だけ見たことがある。」「ジェージェーとかジャージャーと鳴いている声は聞いたことあるでしょう?あれがカケスの鳴き声です。」とのこと。確かに、その鳴き声はときどき聞こえてくることがあります。
調べてみると、カケスはドングリが好物で、他の鳥の鳴き真似や人の真似も得意だとか。いろいろ面白い特徴があるようです。
いつか姿を見てみたいものです。
J2では6人が作業していました。
ヒサカキやソヨゴなど、斜めに生えた常緑の木を伐ったり。
細かくして、バイオネストに入れたり。
満杯になってきたら、枠になる木を増やして高くしたり。
嵩を低くするために、上にのって踏んでみたり。
時折り雨が降っていましたが、気にする人は誰もいません。
ほかのメンバーはG湿原で伐採木の片付けをしていました。
片付けてもなかなか減らない量です。
作業していると暑いくらい。
それぞれの持てるだけを運んで、
目立たない場所に揃えて積みました。
比較的まっすぐな木は、木道などに使うため、別に積みました。
まだまだありますが。
少しは減りましたよね。
本日の午前の活動はここまで。
冬の間は生きものの姿は見あたらないけど、見えないけれど、どこかにちゃんといるんだよね~などと話すみなさん。
距離をとってランチタイム。
午後は自由参加です。
山道具を担いだヤマムラさん、かっこいい。
ひたすら伐採木の処理です。
枝を落として、材になりそうなものは取っておきます。ほかは集積場所へ運びますが、遠いので、とりあえず、近くに積んで、ある程度の量になったらまとめて運ぶことにしました。
「でも、こんなに木を伐ったら、生態系が変わるよね。」「湿原は大丈夫かな?」と、あまりに大きな変化に、心配する声が聞こえてきました。
春から夏へ、どう変化するかを見ていきましょう。
本日の活動はここまで。
雨足が強まらないうちに、帰りましょう。
木々をみると、花芽がふくらんでいました。
春はもうすぐですね。
守り人のみなさま、本日もお疲れ様でした。
来月も、春の気配がいっぱいのこの場所でお待ちしております!