8月7日(土)は、三田市緑の少年団の皿池観察会でした。
19組の親子が参加され、2班に分かれて湿原を観察しました。
緑の少年団は、月に一度、自然観察や野外活動、緑化活動などを行っているそうです。皿池湿原には、毎年観察などに訪れています。
昨年度は、緑の少年団への入団者が急増したそうです。
コロナ禍での自粛生活が続くなか、自然に触れることの楽しさ、大切さを再認識した人が多くいた証ではないでしょうか。
いつも通り、間近で生きものを見てみましょう。
ここで見られる生きものは、湿原という環境があってこそ、生息・生育できていることを、ずっと覚えていてくれると嬉しいな。
観察路にぽっかりと空いた穴、何なのでしょうか。
生きもの大好き少年が、穴の中に卵があるのを発見!
爬虫類の卵のようですが、種名は不明です。
少年は家でも両生類、爬虫類など飼っているそうで、生きものセンサーがピピピっと反応したようです。
そういうセンサーって、とても大事です!
湿原の近くまで行ってみると、またちがった風景が広がります。
立ち止まって、じっくりと観察していると、まっ赤なハッチョウトンボ、黒とオレンジ色のトラ柄模様のハッチョウトンボ、今にも咲きそうなサギソウのつぼみが見えてきます。まるで、かくし絵のようですね。
トンボ以外にも、バッタ、カエルなども、じょうずにかくれていますから、探してみてください。
観察会には、緑のキャップをかぶった8名の皿池湿原の守り人のみなさんがサポートで参加してくれました。
みなさん何でも詳しいので、いつも頼りになります。
このベンチからの眺めが、ちょうどいい感じなんです。
座った人だけにわかる特等席です。
観察のあとは、おさらいを兼ねて、湿原で観た生きものについてのクイズタイムです。
元気いっぱい、正解と思う番号に手をあげる子供たち。
最後に、皿池バッジのお土産をもらって、観察会は無事終了!
曇りという予報でしたが、日が差して一気に気温が上がり、暑さで少々バテ気味の人もいましたが、アンケートには楽しかったという言葉がたくさん書かれていました。
またの機会に、この湿原でお会いしましょう!
サポートの守り人のみなさんもお疲れ様でした!