11月17日は守り人の活動日でした。

 

この日は寒いのを覚悟で、皆さんフリースやダウンを着込んでの参加でしたが、予想に反して、暖かい秋晴れの作業日和でした。


今回の活動は、一つ前のブログでお知らせしていましたとおり、湿原A周辺の里山管理です。

 

林床に陽の届かない暗い場所に繁茂するヒサカキやササ類などの常緑植物を伐採して、その後の経過を観察していくことで、管理の効果がどのように現れるのかをみていきます。


 

参加者はいつもより少なく11名。空いている椅子がちょっと寂しい。

湿原Aに向かう道沿いに保全管理のための区画(10m×10m)を4つ用意しましたが、人数の都合により、女性3名と男性3名のグループ、男性5名のグループの2つのグループに分かれて2区画の作業をすることに。

 

 

先月の台風の爪痕が残っていました。折れた枝が散乱しているのを片付けつつ進みます。

 

 

湿原Aへ向かう道沿い、本日作業する場所です。

さぁて、どこら辺から始めましょうか。

 

 

やはり林内は暗いですね、見通しもよくない。

 

 

伐った木や草はフェンスの外側へ出さなくてはなりません。

 

 

フェンスの内と外とで分かれて作業します。

 

 

間伐した常緑の低木がみるみる積み上がっていきます。ほとんどがヒサカキ。体格のいいハヤシさんと比べると量の多さが良く分かりますね。

 

 

チームワーク良く作業ははかどって、しかも集積の仕方がとてもきれい!

 

 

ずいぶん見通しがよくなりました。林床に陽がさして明るいではありませんか!

 

 

最初の写真と見比べてみてください。

遠くで作業している人もよ~く見えますよ。

 

 

池まで見通せて、ますます美しい場所になりました。

頑張っただけの出来栄えに充実感を覚えつつ、思わず記念撮影。

 

ビフォアを見ておくと、アフターの小さな変化にも気付くことができるはず。管理前の状況はできるだけ多くの守り人さんと共有しておきたいですね~。

 

頑張ったあとのご飯は美味しい!

お昼は各自のお弁当。

Cafe SARAIKE のコーヒータイムでチャージしたあと、守り人さん有志4人は、日が傾く時刻まで午前の作業の続きを行いました。

 

本日もお疲れさまでした!!

 

次回の活動は、種まきを予定しています。

保全管理の区画は半分が終了しましたので、あとの半分は種まきのあとで作業することになります。

 

師走は何かとお忙しいと思いますが、寒さに負けず、気持ちいい汗を流したい方歓迎です。

来月もお待ちしております!