小「この前、新聞に我が国の中小企業の資金調達のうち、公的資金が占める割合が25%と先進国中最高だって記事が出てたろう?」
銀「そうでしたね。でも、中小企業の倒産は少なくなり、信用保証協会のセーフティネットもこの3月いっぱいで打ち切りになる制度もありますよね?」
小「倒産件数について言えば、今年の1月は1年5ヶ月ぶりに対前年比増加に転じているよ。
それと、中東の政情不安に端を発した原油価格の高騰、異常気象による小麦等食料価格の高騰、米国を初めとする金融緩和による、余裕資金のコモディティ市場への流入等で原材料コストはじわじわ上がっているよ。
特に中東諸国の政情不安は構造的なもので、長期化すると見ているよ。
これが、価格転嫁力の小さい中小企業の体力をそぎ落とすことになるよね。」
銀「なるほど。そうですね。」
小「まして、解散・総選挙となると、中小企業の支持取り付けのために、中小企業宛貸付額増加の方向となるのは間違いないだろう。デリバティブ絡みでの倒産が頻発したりすると大変なことになるよ。
銀「そうですね。よく分りました。本当に今期は為替デリバティブで数字を作ることが出来なくなり厳しいですよ。」
小「でも、銀行に押し付けられた為替デリバティブで損失を垂れ流している中小企業経営者はそれどころではない んだよね。やっぱり、「物には限度」って事を考えなきゃ。」
銀「分りました。また色々教えてください。」

