どっちを買おうか迷っている時。
どちらかの棚に商品が少ないと
夫はいつも、
「こっちの方が少ないから、
きっと人気があるに違いない。」
と言って、少ない方を買おうとします。
けれど、
小売業で働いたことがある
私は知っています。
棚に在庫が少ないのは、
１、本当に人気で、すぐ売れてしまった。
２、本当に人気で、入荷数が少なかった。
３、発注予測が甘く、入荷数が少なかった。
４、何かの事情で、入荷が遅れているだけ。
というのが大抵の原因。
その時、棚に在庫が少ないからと言って、
単に「人気だから」とは限らないのです。
でも、夫のように
「少ないし、手に入らないから
人気なのかも！？」
と考える人は少なからずいて、
だからこそ、
あえて生産数を少なく調整して
価値をあげる商法が成り立つんですね。
ちなみに私は食品や雑貨、医薬品では
夫のように考えたりしないのですが、
洋服に関しては別みたいです。
単に生産数が元々少ない色なのかも
しれないのに、
欲しかった色が品切れになっていると
ムキになって他の店舗から取り寄せたり、
ネットの店舗を探し廻ってしまいます。
きっと、品切れ（＝人気？）じゃなきゃ
そこまで欲しいとは思わないのかも…。
