こんにちは、皿です。
NARUTO、25周年おめでとう!!!!
小学生の頃の夢は漫画家だった、オタクな私を作るきっかけにもなった漫画です。
人生の支えでもあり、教訓でもあり、、本当に本当に大好き。
サクラちゃん・サスケくん夫婦が推しです。
このふたりは、元々それぞれ頭が良くって、なのにコンプレックスがすごいんだよね。
私は程々に勉強ができるタイプで、でもそれだけじゃ上手くいってなかったんだ。
女の子ならではのコミュニケーションに悩まされたり、思春期を迎えるにつれて、何でもできると思っていた自分がそうではないことに気付かされて。
だから、何となくこのふたりに人生を重ねてた。
特にサクラちゃんは引っ込み思案で、でも内面ではすごく強くて、可愛くなる努力をしたりして、
私にとっては目標なんだよね。
そんなサクラちゃんはBORUTO(NARUTOの子どもの話)でサスケくんと夫婦になっててハッピー!
なんなら、サスケくんがサクラちゃんに結婚指輪を贈る話とかもあってもう、、
岸本先生ありがとう(号泣)
違う違う、本題はこんな話じゃない。
私はNARUTOはじめジャンプの漫画大好きなんだけど、夫には「ジャンプって血統主義だよね」って言われた。
うーーーん。
NARUTO→火影の子ども&最強九尾体にいる
鬼滅の刃→ヒノカミ神楽継承家系
ハンターハンター→お父さん超すごいハンター
ドクターストーン→お父さん超すごい宇宙飛行士
テニスの王子様→お父さん超すごいプレーヤー
あえて「血筋」に寄せて並べるとそうかもなぁ。
逆に、呪術廻戦とかヒロアカとかはどちらかというと「とにかく運がいい特別な奴」が主人公。
でも、これは話を作りやすいからだと思うんだよね〜。
NARUTOとかハンターハンターとか長い漫画読むとわかりやすいんだけど、主人公にフォーカスをあててるとそういう話になる。
NARUTOではサスケだってネジだって特殊な家系だ。
別に血筋に拘らなくたって、シカマルもカカシ先生も綱手もすごい。
ここまで並べたのは血筋・天才系のキャラだけど、それこそサクラちゃんとかロック・リーみたいに努力で後半になって才能を開花させたキャラも沢山いる。
サクラちゃんは、勉強ができる怪力女だけど、ナルトやサスケと比べると今一歩力に欠けるとずーっとコンプレックスに思っていた。
二人を助けるために綱手に弟子入りして治癒能力を磨き、BORUTOでは優秀な戦えるお医者さん的な立ち位置なのよね。
NARUTOの世界は後半カオスで世界戦争したり宇宙的な立ち位置まで行って六道仙人とか出てくる。
しかも、ナルトは最初13歳とかで、最終回でも17.8歳とかだから、壮絶な経験をした子ども達だと思うのよ。
だからこそ、キャラそれぞれがいろんな気づきや成長を数年とかで手に入れているんだけど、これって実社会でも変わらないよね。
あちこちに能力がある人たちがいて、目につくところで仕事をしている人達は注目される。
政治だったり、スポーツだったり、歌舞伎だったり「二世」が活躍する場所もある。
みんなそれぞれ成長したり、立ち止まったりして人生を過ごしている。
でもその中で、るろうに剣心の黒傘みたいに「人に悪いことをする」ことに快楽を感じるようになってしまう人もいるだろうし、
ヒロアカのジェントルみたいに迷惑行為してた人が、正しい方向に行くこともあると思う。
人それぞれ人生がある。
ジャンプのストーリーの作り方として血筋やチートに焦点を当てがちかもしれないけれど、それは作品の軸として存在するものであって、
「ジャンプが血統主義」は違うと思う。
(個人的意見vs個人的意見ね)
という話で終わりたいんだけど、最後に。
「結局才能ある奴勝ちじゃん?」って思いがちだけど、めちゃくちゃ頭の切れるシカマルは「めんどくさい」が口癖で逃げてばっかりいた。
戦う場面になれば持ち前の頭の回転の良さで秒で終わらせて、必須じゃないものからは逃げて、ナルトみたいにアツい奴をバカにしてた。
でも、途中で馬鹿にしなくなったんだよね。
ちゃんと物事に向き合うようになって、真っ当な人間関係を育んで、最後には内側の熱意がすごかった。
「自分は大した才能ない」「あの人がすごいだけ」って思っている人は自分の才能に気づいていないだけで、真剣にやってみたら実はすごい人なのかもしれない。
自分自身を生きることをめんどくさいって放棄している。
自分自身を生きるのはこわいことでもあるから、逃げているのかもしれない。
でも、シカマルを見て欲しい。
沢山人が死んだ世界大戦で頭脳役を勝って出て、生き残って、BORUTOの世界では里長の補佐をしてる。
自分と似た有能な子どもも生まれた。
あなたも、実はシカマルと似たようなものなのかもしれない。
NARUTO、良い話だよ。
なげーな!って人はアニオリの楽しい回だけでも是非見てみてね〜。