せっかちなのはお互い同じ。

でも、私の方が夫より落ち着いている。
だから引き止め役。

それが私自身のストッパーに

以前の私を思い出し、経験を踏まえて。
通って来た道だから夫が次になにをしようとしているかを読める。
(単純な人だからこそ言えることなのかも)



夫はありえない口の悪さ。
品のなさ。
人を罵るのに長けている。

自分のことだと許せるのに人のことだと許せない。


その罵る言葉、そのまま彼に言うことにし

人がどれだけ苦しむか、悲しむか、腹がたつか、どう感じるか

を身をもって体験してもらうことにした。


私の性格とは真逆の

心にもない言葉

を探さなければならないから準備が必要。

どの言葉が一番傷つくだろう?

気持ちがやんでいきそうな気がしてて嫌だった。

でも、見方を変えてみた。

今までにない脳の分野を使ってる

と、ほぼこじつけ。

それと

あ、きっとこの人のコンプレックスはここなんだろうな

と、その人の弱点を知って大切にしてあげたいと思えるようになった。


夫は楽天的、楽観的。

私はどちらかといえば考えすぎるタイプでした

その楽観的な考えが私を凌駕しました(笑)

そのおかげで、もう2度と仕事することは不可能だと思われた私の病気。

気がつけばもう3ヶ月

毎日楽しくでしたかないくらいです。
お盆休みのときは

長期休暇は仕事行けなくてつまらない

そんな日でした。

土日の休みは体を休めて、楽しく友人たちと過ごす日として必要。

でも、長期休暇となると…。



こんな楽しい気持ちで仕事へ行けるのは最初だけかもしれない

と思っていましたが、いまだに

仕事(楽しいから)休みたくない

のまま。


私は夫の短気を、夫は私の弱い心を

お互いにそれを補っていると。


何度も何度もひどい喧嘩を繰り返し、友人たちが家まで駆けつけることも度々ありました。

夫の隠し事で私が傷つくこともたくさんありました。

でも

ん?
なんで別れないんだろ?

友人たちは「またあなたは彼を許してしまうのね」と言われるけれど心の中で「それとは何か違う」と思っていたのはどうしてだろう?

友人の中には私と夫の別れを望む人が何人かいるのは確か。

本気で別れたくなったら全力尽くして別れさせるよ

とも。


でも、きっと彼だったんでしょうね。

どこが好きなのか聞かれて、正直スッと出てくるのは悪いことの方が多いです。

ただ

私が仕事をできることを可能にしてくれた

事実はおそらく彼以外はできなかった。

私の病気を知ってる人なら、社会復帰がどんなに大変なのか理解してもらえると思う。

夫と言いあいができてるから今の私がいる。

私にふさわしかったのは受け入れてくれる優しい人ではなくて私と面と向かってぶつかり合う人

だったと母とも話してました。

ダイヤはダイヤで磨く

私たちはそんな大層な人間ではないけれど、同じ硬さでなければならなかったというわけですね(笑)