今日は本部道場で、組手講習会(第1回)がありました。

師範直々のご指導です。

どんな事をやるんだろ~☆

佐良は初参加です。

なぜなら、茶帯黒帯限定の師範稽古であり、

佐良は先日茶帯になったばかりだからです。

もうね、この師範稽古に出たい!

という師範ファンの邪念、いやいや一念で、

実力不相応を承知で、無理に茶帯になったわけです。

仕事も何とか都合つけて。

 

けど、あいにくここ2日ほど腰痛が…。

まぁ動けないほどではないのですが、

昨日は午前の稽古と仕事、(FSKはお休み)

夕方の稽古は基本と移動だけやって切り上げました。

一晩寝てもずーんと腰骨周辺が重い。

忘れたころにこうして、時々ぶり返すんですよね。

おまけに昨日、稽古中に右親指も痛めてる。

握りが甘い所へ,

相手の拳が付け根に触れて。

 

中学生(凄く上手な黒帯さんです)から年配者まで、

12~3人ほどでしょうか。

よく見ると何だか既視感が。

何の事はない、半数位、わが道場の先生先輩方でした。

(他道場の普段見ない人、特に女性がもっといればなぁ)

と思いつつも、やっぱり自分の道場の人はどこか懐かしいです。

そしていつの間にか師範がそこに!

やっぱり道着姿が一番です。

 

稽古内容はもちろん、ここには書けません。

対人稽古中心でした。

師範が前もって内容をプリントし、

ホワイトボードに用語を書いてご説明もあり。

 

不器用な佐良は、慣れない約束組手パターンにアタフタ。

師範は一人一人を見回られます。

「右脛受けの時、体重が後ろに行っちゃっている」

ちょっと見ただけで鋭いご指摘。

自分でも無意識に(次の攻撃が出しにくい)と思っていたのです。

と、突きの攻防の動きを解説されるため、

佐良に突きを出させます。え?

(うわーうわー)

目の前に師範がいて。

こちらの突きをすらりと捌いて。

これぞ師範稽古だ~、と浸ってしまう事0.01秒。

このために茶帯に性急になりたかったんだよね。私。

ですが、師範は甘くないです。

 

前日にN先輩に助言されました。

上級者相手には師範は遠慮しない。

もちろんボコボコにするって事ではありません。

至らない所は容赦なく叱られる、

しかも皆の前で名指しでビシビシ言われるのが辛い。

「昇級審査の比ではないよ」

「げ」

先日の昇級審査で、礼法からピシャリと叱り飛ばされたのです。

「自分、あの後家で泣きましたよ…」

豆腐メンタルでガラスの体。もつかしら?

 

最後はスパーリング、

でも他に女子いないしぃ~。

と他人事みたいにしていたら、

撮影等をご担当されていた師範代が来られて、

「防具をつけなさい」「!」

新ルールのため師範が採用された、真新しい防具です。

男の人達が次々スパーして、

「佐良さん出て。Wさんも」

同じく撮影補助しておられた、W先生もビックリです。

W先生は年配の女性の先生です。

(何だか申し訳ないなあ)

 

いや驚いた、蹴りが来ても全然痛くない。

普段使っている厚みのある防具とは大違い。

どういう素材なんだろう? この新型防具。

が。顔面用の防具はつい締め付け過ぎて、

あごがグイッとして苦しい…。

佐良は寸止め時代から防具が大嫌いです。

特に頭部に何かかぶるのが嫌。

帽子でさえも嫌。

難しいですよね、ある程度きつく締めないと危ないし。