こんばんは。SapphireMTです。
先日のことですが、占星術ソフトのソーラーファイヤーのAstrolabe社に、ソーラーファイヤーで作成したホロスコープをブログでつかってもよいか直接問い合わせてみました。
するとサポートの方から、翌営業日くらいには返信が来て、ソフトの信用につながるので全然OKです!(超訳)とのことでした。
購入の時も感じましたが、とてもフレンドリーで気持ちのいい対応でした。
問題ないと聞いてホッとひと安心ということで、こちら新型コロナウイルスの海外ワクチン開発の立役者とも言えるカタリン・カリコ博士が生まれた日のお昼12時のホロスコープです。最近はこの色が気に入ってます。いいですよね(宣伝)。
山羊座の太陽と蟹座木星天王星との180度が目を引きます。山羊座の太陽に対しては、獅子座の冥王星が150度、天秤座の海王星が90度でT字を形成しています。とても強い太陽です。というか強くないとやっていけない太陽です。近くに傷と癒しの星キロンがあるのも印象的です。
蠍座の月と土星は粘り強い研究姿勢、射手座金星と水瓶座水星の60度は理想と戦略の調和、実験の手際のよさがうかがわれます。ノーアスペクトに見える牡羊座火星はエネルギッシュに道なき道を突き進む姿が目に浮かびます。
今回注目したいのは、このホロスコープでの木星と天王星、冥王星の逆行です。せっかく太陽とアスペクトしているのに逆行か・・・と一瞬思う方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、太陽が反対側にあるのだから逆行しかありえない、という話です。
太陽系で太陽から地球より遠い位置にある惑星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星は、ホロスコープ上で太陽の反対側になると逆行になります。ですので、太陽とオポジションを組む火星以遠の惑星はすべて逆行ということになります。
では、どれくらい太陽の反対側になったら逆行になるか。火星から見ていきたいと思います。
次回火星が逆行を開始(順行に見えなくなる)するのは、2022年の10月30日ですが、その時火星は双子座の25度太陽は蠍座の7度で、その角度は約132度です。そこから火星は逆回りで太陽に近づいていきます。12月8日に火星と太陽は180度となって、2023年1月12日から順行に戻る動きが始まります。その時火星は双子座の8度、太陽は山羊座の22度その角度は136度になります。
太陽と火星は135度前後の角度となった時に順行や逆行が始まるようですが、135度のアスペクトをとった時に、火星は順行の時もあれば逆行の時もあるので、ひとつ注目のポイントかもしれません。
同様に木星の場合は、今月の20日から逆行ですが、その時太陽と木星は約117度、11月23日に順行に戻る時は約120度です。木星の場合は120度のアスペクトでも順行なのか逆行なのか気に留めた方がよさそうです。
土星は今逆行していて、逆行が始まったのは5月23日その時の太陽と土星の角度は約109度、順行に戻る10月11日の太陽土星の角度も約109度となっています。太陽と土星の場合、土星を太陽が追い抜かして120度になる前に土星は逆行を始めて、順行に戻る時は約109度で、そこから動きのはやい太陽は土星に追いつくわけですから、太陽土星の120度のアスペクトの場合土星はいつも逆行しているということになります。
天王星は、今年の8月19日逆行開始でその時太陽との角度は約101度、順行に戻る時も約101度です。同様に海王星、冥王星も約101度の角度ができる頃に逆行が始まり、順行に戻ります。
つまり太陽と天王星、海王星、冥王星のアスペクトで、その角度が約101度以上の時、120度、135度、150度、180度などのアスペクトができている時は、いつも天王星、海王星、冥王星は逆行しているということになります。
水星と金星は太陽と180度になることはなくて、その逆行の性質は火星以遠の惑星とは違います。太陽と180度となることができる火星以遠の惑星は180度となった時、逆行しています。ということは、月のみが逆行せずに太陽と180度をつくることができる唯一の天体となります。満月です。
以上のことには、さらに深い意味を見出すことができそうですので、引き続き研究テーマとしていきたいと思います。
(惑星の動きは、順行、順行的な留、留、逆行的な留、逆行にわけられると思いますが、今回の記事ではその厳密な日時は考慮していません。ですので順行、逆行の日時は少しあいまいで、太陽と惑星がつくる角度も約○○度という形になっています。)
