幼少期は親や周りが用意した適度な枠組みで自己肯定感は育ち、
自己肯定感がしっかり育つと枠組みが外れてきても本人主体で動ける。


ステップ1
生活を安定させる事から
発達障害の子は認知や感覚の偏りにより疲れや痛みに気づきにくい。


生活を安定させて体調管理、スケジュール管理、物などの自己管理を意識させていく。
そうすると自律性(自分の衝動など自分でコントロール)が育ち(定型発達の子は小学校低学年くらいで育ち、発達障害の子は高学年くらいまで時間をかけて育つ)
自分で意欲をもって活動でき、自然と対人スキルが伸びていくことが多い



生活習慣が整わないうちから対人スキルを身につけようとしても、場当たり的な対応になりスキルが定着しない。
対人関係の課題はもっとあとで。




家庭を心のガソリンスタンドとし、外で疲れたり落ち込んだりしても、家では安心してリラックスできる場所にする。(家族が一番の理解者となる)




ステップ2
「人を頼って成功する体験」を積み重ねる
一人では失敗をなかなか減らせないので、手伝って成功体験を増やす。
また、その子がほぼ出来ている事を目標にする。
失敗を続けると苦手意識が芽生え、避けてみんなの輪に入れなかったりと、孤立して人を頼れなくなる。


失敗しても結果ではなく、頑張った過程を褒め励ましが心に残るようにする。
ただ、自信がバブル化しないように他の子との比較などはしないこと。(仮想的有能感が育ち、ちょっとの失敗や挫折で破裂する)




ステップ3
大人でも苦手なことはあるので、そこはあまり目を向けず、得意分野や興味を生かして広げる。
こどもは役割を果たして達成感を得ながら、自己理解を深める。
レジリエンスも高くなる。



こどもに実現可能な等価の選択肢を示し、選ばせていく。自分で選んだことには責任を持つので、選ぶことが自己形成に繋がっていく。



定型発達の子とは親離れの時期が違い、(定型の子は小学校入学くらい)高学年くらいに自己形成、物心がつく、親離れとなるので10歳くらいまでは親はディレクター、そのあとは少しずつ黒子に。


本人も自覚できるよう長所をあえて言葉にする。



ステップ4
大人でも感情のコントロールは難しい。こどもにはよりいっそう難しいので、気持ちの切り替えを。


個人の力には限界があるのでソーシャルサポートを得る。
相性の良い子とコンビで活動する。


自分を責めて悲観的になりがちなため、心理学者セリグマンの楽観的に考えるヒントを元に保護者が励ます。
ネガティブな気持ちは衝動的な言動が増えるので切り替えを。




「その場を離れる」スキルを教える。





私には関わり方の本を読んだり、ペアトレ受けたりで関わりを勉強することしか出来ない。
あとは、本人が頑張ってもらえるよう環境を整える事しかできない。
今、出来ない事は、遅いけれどもそのうち出来るようになるだろうと、
あまりとらわれないようにしよう。
それよりも、やっぱりどうやったら生きづらさを解消出来るかっていうのは
考えても難しいなって思う。




立ち直る力であるレジリエンスは必要な力だと思ってるけれど、
アメ限で書いた記事の通り、前例を知ってる私には自信がなくて、
考えると時々眠れなくなる。