- つる草の封淫 (プラチナ文庫)/沙野 風結子
- ¥670
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小冊子に入っていたので、ついつい買ってしまった。
まんまと、(出版社の)作戦に引っかかってます。
*あらすじ*
「初めて腹に含んだ男が、愛しうなったか」
権力者の影武者となる「珠」として造られた葛(かづら)は、本体の月室藩主の子息・藤爾(ふじちか)に代わり、幼い頃より慕う上忍の珀(はく)とともに緋垣藩に人質として赴く。
藩主の嫡男である緋垣彬匡(ひがき あきまさ)は、周囲の者に禍を撒くと噂され、恐れられていた。
諜報活動を行う葛は、体液から情報を読み取る特殊能力がうまく使えず、焦りを覚える一方、不幸をもたらす己を呪う彬匡の孤独に触れ、惹かれ始めるが……。
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珀と葛は忍者ですが、特殊能力アリ。(葛は生まれ方も特殊)
その能力とは、珀は影を操り、葛は対象の体液(精液や血液)を体内に取り入れることで、その人物の心を読むことが出来る。
葛にとって、夜伽はお仕事なのですねー。
Hシーンは、沙野色がバッチリ出てます。
葛(藤爾)は、多分、元服前。(振り分け髪なので)
片や、彬匡25歳のいい大人。
珀も立派に大人。(30歳超?)
彬匡と珀×葛の3Pやら、ヘビ攻めアリ。
(沙野さんのおかげで、異種格闘技も平気になりました)
この大人2人が、葛を攻めまくりです。
子ども相手はあまり好きじゃないので、本来なら「大人が子どもを……イヤー(*´Д`)」ってなるんでしょうけど、今回は抵抗なく読めました。
(お武家=衆-道がベースだから?)
濃い~~~一冊
ですが、好みは分かれるかもしれません。
あとがきに載ってましたが、3部作になる予定とのことなので、これからこの3人がどうなるのか……。
次回作が楽しみです。
帯の「初めて腹に含んだ男が、愛しうなったか」が恥ずかしくて、密林で頼んでしまった。(//▽//)
過激な画や文言が表紙に踊ってると、まだ、店頭で買う勇気がでません。
前よりは堂々と買えるようにはなったけど、まだまだだなあ。
(特に、レジがイケメンでなくとも若者♂だと迷う…)
工口:★★★★★
内容:★★★★★
挿絵:★★★★★

