光州MBC5・18光州民主化運動40周年特集 ドキュメンタリー(2020年) 『名も残すことなく(第1部・第2部)』 鑑賞会

 

・ 日 時 : 6月10日(木)18:00

 ・ 会 場 : エルおおさか・研修室5 (地下鉄・天満橋駅下車)

・ 参加費 : 500円

 

 

【大阪中央日朝共闘共催】

 

映画「タクシー運転手~約束は海をが越え て」(2018年)からもわかるように、外国人記 者たちの献身と勇気がなければ、5.18光州民 主化運動の真実は永遠に明かされることはな かった。 映画では、ユルゲン・ヒンツペーター氏が 記者ならではの直感によって光州に導かれた かのように描かれていたが、実際には情報提 供者の存在が決定打となった。彼に情報提供 したその重要人物はドイツ人牧師のポール・ シュナイス氏だった。 シュナイス牧師だけではない。当時、現地 に滞在していたアメリカ平和部隊員の存在も 忘れてはならない。外国人記者への通訳や取 材の支援を担ったデイヴィット・ドリンジャー 氏は、光州MBCの取材陣に対し、現在議論の 最中にある光州事件ヘリコプター銃撃を当時 目撃したと証言した。 日本では版画作家の富山妙子氏を筆頭に、 良き志を持った人たちが協力し合ってドキュ メンタリー映画や芸術作品を製作し、光州の 真実を伝える努力をした。 光州は、新軍部勢力によって完全に封鎖さ れ、孤立していたかのように見えたが、こう いった世界各地の人びとによる献身に守られ た光州は、孤独ではなかった。 彼らは一体なぜ、社会的な名声や賞賛、評 価や報酬を求めず、光州を知らせるため、ま た光州精神を広めるために、これほどにまで 献身的になれたのだろうか。5.18民主化運動 の代表曲「あなたのための行進曲」の歌詞に ある「愛も名誉も名も残すことなく」を引用 したドキュメンタリー「名も残すことなく」 (演出:キム・チョルウォン、構成:キム・ インジョン)で確かめることができる。 【光州MBCニュースより抜粋】